『未来の東京』戦略
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医療提供体制等の確保と保健所の取組強化戦略0感染症感染状況に応じた入院病床の確保•感染症指定医療機関、都立・公社病院を中心に民間医療機関の協力も得て、重症度に応じた必要な受入病床を確保•通常医療や救急医療体制を維持しながら、感染状況に応じ、段階的に確保病床数を拡大重症度に応じた病床の段階的確保入院重点医療機関・専用医療施設診療体制確保・設備整備等への支援感染防止対策の推進保健所における防疫対策等の取組強化宿泊療養施設の確保と自宅療養の支援保健所への応援職員の派遣・対策経費の支援感染状況に応じた宿泊療養施設の確保・運営宿泊療養/入院判断フローの作成感染防護具等の確保・供給医療機関・薬局等における対策支援医療従事者の確保・支援感染疑い患者の受入体制の整備疑い患者受入東京ルールの運用受入促進策の実施•入院重点医療機関の指定患者の重症度や特性に応じて重点的に新型コロナ患者を受け入れる医療機関を指定•都立・公社病院における専用病床の確保新型コロナ対策を最優先に、都立・公社病院において1,700床を確保医療機関、薬局、訪問看護ステーション等が行う感染拡大防止対策や診療体制確保に係る経費を補助東京iCDCが作成した判断フローを活用して、療養先を判断•患者の重症度区分に応じた病床確保料を補助•入院重点医療機関等に対し、高度な医療提供に必要な医療機器等の整備費を補助•患者の受入に係る謝金を交付等•検査陽性者のうち、無症状者や軽症者などの療養のための宿泊施設を確保•食事の提供など生活面の支援や健康状態の確認等のためのスタッフを配置•常駐する看護師が毎日療養者の健康観察を行うとともに、健康状態に応じて、医師がリモートで問診する体制を整備防護具等の入手が困難な状況が生じた際に新型コロナ患者を受け入れる医療機関に対し、都が備蓄する防護具等を供給患者情報管理センターの設置保健所支援拠点の運営専門人材の確保・育成保健所業務のデジタル化推進疑い患者一時受入謝金の交付新型コロナの疑い患者の一時受入れを行った場合の謝金を交付新型コロナ疑い救急患者の東京ルール新型コロナ疑い救急患者を積極的に受け入れる救急医療機関、及び受入先選定に時間を要した場合に患者を必ず受け入れる、新型コロナ疑い地域救急医療センターを選定し、受入体制を確保特殊勤務手当の支給支援新型コロナ患者の診療に携わる医療従事者に対し手当を支給する医療機関への補助を実施代替医師派遣体制確保支援勤務医等が罹患し、代替医師等が必要となった医療機関に医師等を派遣する医療機関への補助を実施深夜勤務者等用の宿泊施設確保支援深夜勤務等に従事する職員の宿泊等のための施設の借上げ等を行う経費を補助•新型コロナの発生により業務負担が増大した保健所への支援のため、各保健所に都から業務支援のための応援職員を派遣•保健所設置区市に対し、看護師等の雇上げ経費や業務委託経費への支援を実施•東京都健康安全研究センター内に、支援拠点を設置し、流行拡大等により業務負荷が集中する保健所を支援•積極的疫学調査等の業務を担う保健師・看護師をトレーサー班として配置•都内保健所に発生届が提出された患者に関する届出・発症日、入退院日その他の情報を一元的に管理し、各保健所と共有する患者情報管理センターを設置•都と保健所が緊密に情報共有を行うことにより一体的に対策を推進•人材派遣を活用し、保健所等に保健師等を配置•トレーサー班従事者は専門研修を受講し、一定期間従事後、対策従事職員として一定水準に達している場合、感染症対策支援員として認証•自動検温装置の導入等により、保健所来所者への対応業務を効率化•事務所のデジタル環境を整備•医療機関等からの発生届等の記載情報を自動で電子情報化自宅療養者の健康面・生活面の一体的支援自宅療養支援フォローアップセンター自宅療養者の健康状態の確認に加え、療養者からの医療相談に24時間対応。外国語対応も実施。療養者の体調が悪化した場合には迅速に保健所に連絡。健康管理アプリを活用した健康観察LINEアプリを利用して、療養者にチャットボットによる問診を実施。療養者はスマートフォンで健康状態を入力し回答。回答内容は健康観察情報データベースに記録療養者への食料品等の配送自宅での療養に専念できるよう、都の委託事業者がパッケージ化された食料品を療養者の自宅に配送パルスオキシメーターを貸与容態の変化を早期に把握するため、酸素飽和度を測定する「パルスオキシメーター」を貸与(都内の感染状況により必要な病床を段階的に確保)令和3年3月23日現在最大確保病床数※5,474床111※感染拡大時に通常の医療を抑制して新型コロナ患者の受入れに転用する病床を含めた確保病床

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