『未来の東京』戦略
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教員の負担軽減2.TOKYOスマート・スクール・プロジェクト(学び方・教え方・働き方の三大改革)○子供たちの学ぶ意欲に応え、子供たちの力を最大限に伸ばすためのトータルツールとして、教育のデジタル化を強力に推進具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度学び方改革教え方改革働き方改革•「知識習得型」から「価値創造・課題解決型」の学びへと大きく転換•個別最適化された学びや子供同士の主体的・対話的な学びなどを実現•地理的制約や時間的制約等を超えた質の高い教育を実現•学習ログを活用したエビデンスベースの指導の展開•校務の効率化により子供たちと向き合う時間を確保3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開戦略2子供の「伸びる・育つ」応援戦略稼働統合型校務支援システム設計・開発定期考査採点・分析システム(2020先行実施、2021全校展開)CYODに向けた端末仕様の検討CYODによる端末整備【学年進行】(2024年度に全学年で整備完了)教育用ダッシュボードの調査・研究・開発統合型校務支援システム(段階的に稼働)定期考査採点・分析システム(全校展開)○都立学校においてBYOD※方式により一人1台端末を実現するとともに、CYOD※実施に向けた仕組みを構築一人1台のモバイル端末【2022年度~CYOD実施】学び方改革学習支援クラウドサービス○児童・生徒と教員間での課題の配信・提出や、双方向学習が可能となる学習支援サービスを全都立学校に導入【2020年度~導入】「教員の経験知」と「テクノロジー」のベストミックスにより、子供たちの持つ力を最大限に引き出すための環境を構築し、いかなる時でも学びを止めない環境を実現+学校での学習と家庭でのオンライン学習を活用した学習のハイブリッド化学校家庭知識習得探究学習学習の定着度を確認学習の動機付け発展的な内容を学習オンライン教材で学習配信された問題を解く採点し、誤答を解き直し実験結果等をプレゼン全員で調査・議論し探究外部専門人材による遠隔授業実験・学習内容を復習疑問点を明確にし、インターネットで確認・調査する※CYOD(Choose Your Own Device)…学年単位で標準機種を指定し生徒が購入【制度構築例】高校段階での学習にふさわしい仕様選定/ 端末購入補助制度創設○都立全校に無線LAN整備【2021年度整備完了】※整備完了までモバイルルータを校内設置ビッグデータの活用・分析による授業改善○公開可能な様々な教育データをリアルタイムに表示し、生徒一人ひとりの理解度や進度に応じて個別最適化された学びへとつながる、教育用ダッシュボードを開発【2023年度~】教育用ダッシュボード生徒の学習データを集約ICT教育に向けた体制整備○デジタルサポーター(ICT支援員)を全校常駐化するとともに、教員の研修やデジタル利活用促進シンポジウムを実施【2021年度~】デジタル技術を活用した授業【2022年度~段階的に稼働】統合型校務支援システム○成績や出欠、保健情報等の校務系データを一元管理・蓄積するシステムを構築データを連携定期考査採点・分析システム○定期考査等の試験の採点業務を効率化するシステムを全都立高校に導入【2022年度~全校展開】教え方改革働き方改革学習ログを活用したエビデンスベースの指導を展開個別最適化された学びや主体的・対話的な学びを実現通信環境の整備様々なデータを基に新たな教育展開へ○端末整備が完了した区市町村(一人1台端末及び校内LAN整備は2020年度中に完了予定)を対象に、端末導入支援員の配置を支援【2020年度~2021年度】区市町村立学校(公立小中学校)GIGAスクール構想実現に向けた支援教育データの連係による義務教育段階から大学までの円滑な接続研究・開発○研究校18校で、デジタル技術の活用を前提とした「学び方」や「教え方」の研究・開発や、デジタル教科書の活用について研究【2020年度~2021年度】○研究校3校で、AR/VR、IoT等を用いた先端技術・5Gの活用を、13校でAI教材の活用を実証研究【2020年度~2021年度】デジタル教科書やAR/VR等の先端技術等の活用を実証研究し、成果を「学び方」「教え方」に活用新たな学び方へ保護者・生徒への周知実施に向けた仕組みの構築※BYOD(BringYour Own Device)…生徒が所有している端末を学習に活用子供の学ぶ意欲が高まる子供の力を伸ばす130

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