『未来の東京』戦略
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2.移動困難者の生活サポートプロジェクト3か年のアクションプラン(主要)戦略4長寿(Chōju)<移動販売サービス>買い物に困っている地域の人々の利便性を向上都営住宅団地での取組商店街での取組<宅配サービス>交通結節点路線バスコミュニティバス地域間フィーダー交通等オンデマンド型乗合タクシー等小型モビリティ✓学識経験者、国、区市町村代表、交通事業者等で構成する「東京都における地域公共交通の在り方検討会」(2020年10月設置)において地域特性に即した地域公共交通の目指すべき姿や支援策の方向性等を検討し、基本方針を策定(2021年度)✓基本方針に基づき、地域公共交通の充実に取り組む区市町村等を財政的・技術的に支援現状・課題2020~2021年度乗り換え利便性の向上に向け、各事業者が保有する交通情報の連携強化と利用環境の整備が必要交通需要の増減の変化を捉え、運行ルート・ダイヤの柔軟な見直しが必要既に広く浸透しているが、事業収支は厳しく、都・区市町村が運行経費等を補助近接自治体相互の連携が不足し、行政境が最適な交通網構築の支障新規導入・コミュニティバスからの転換を目指す区市町村が増加しており、導入促進に向けた取組の加速が必要自転車以外のシェアリングサービスは普及しておらず、高齢者等移動困難の移動手段選択肢が不足検討項目地域公共交通ネットワークの形成促進に向けた取組課題への対応策検討「地域公共交通に関する基本方針」策定東京都版地域公共交通計画策定区市町村への支援誰もが移動しやすい利便性の高い都市の実現対応2022年度~広域的な観点から支援強化目指す姿2030年への展開○商店街の宅配サービスや移動販売等、移動困難者が地域で安心して買い物できる支援を実施○誰もが移動しやすい利便性の高い都市の実現に向け、地域の効率的な公共交通ネットワークの形成を促進○鉄道駅のホームドアやバリアフリールートの複数化等、駅を中心として安全かつ自由に快適に移動できるよう取組を展開病院スーパー鉄道駅鉄道駅路線バスバイクシェアグリーンスローモビリティオンデマンド型乗合タクシーコミュニティバスオフィスモビリティポート交通不便地域等鉄道駅電動キックボードシェアカフェシニアカーシェア都心部過疎地丘陵地等モビリティポートホームドア整備エレベーター設置(画像提供)京王電鉄株式会社145具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度地域公共交通の在り方検討現状・課題の把握望ましい将来像の検討支援策の方向性等の検討基本方針の策定ホームドア整備に対する補助(JR及び私鉄駅)整備率約30%(2020年3月末)都営住宅における移動販売サービスの実施15か所(2020年12月)•地域特性に即した効率的な地域公共交通ネットワークの形成を促進•誰もが安全かつ自由に、快適に移動しやすい交通環境の実現を目指し、JR及び私鉄駅のホームドア整備率を約60%に向上【2030年度末】•都営住宅団地において、100か所で移動販売サービスを展開し、移動困難による買物弱者への支援を拡充【2030年度】地元自治体への実施の働きかけ、年間10か所設置実施効果的な支援策の創設等を継続的に検討(自動運転技術、MaaS等)補助制度を活用して整備促進都営住宅団地での取組

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