『未来の東京』戦略
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戦略8安全・安心なまちづくり戦略災害の脅威から都民を守る強靭で美しい東京2030年に向けた戦略•激甚化・頻発化する豪雨災害を踏まえ、河川の護岸や調節池・下水道の貯留施設などの整備を更に推進するとともに、最先端技術を活用した施設管理、発災時の効果的な情報発信、適切な避難行動を促すマイ・タイムラインの普及等を進め、大規模風水害へ向けた備えを強化する。•都道での無電柱化の重点整備エリアを環状七号線内側まで拡大するとともに、区市町村道を含めた面的な展開や島しょ地域での取組推進、電柱新設の禁止、技術開発・コスト縮減の促進など、戦略的に無電柱化を加速する。•防災拠点の機能強化や先端技術の活用などを進め、東京全体の災害対応力を強化する。•発災時の緊急輸送ルートの確保や木造住宅密集地域の解消等に向け、従来の施策効果を更に高める工夫を施し、重点的・重層的に不燃化・耐震化を推進する。いつ発生してもおかしくない首都直下地震や、日常化する台風・豪雨災害など様々な災害に対して、AI等のデジタル技術によるDXの力を最大限活用し、ハード・ソフト両面からの備えをこれまで以上にバージョンアップさせ、都民の生命・財産を守る。1台風・豪雨へのハード・ソフトの備えを更に高める2無電柱化を推進し、災害に強い強靭な都市にする3首都直下地震等に備えた、燃えない・倒れないまちづくりを更に進める•都民一人ひとりの備えや、民間事業者と地域の連携を促進する取組など、災害時の自助そして共助が有効に機能するよう、多面的な取組を推進する。4「自らの命は自らで守る」意識が浸透した地域社会をつくる174

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