『未来の東京』戦略
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2.国等と連携した、広域的な対策の展開○激甚化・頻発化する台風・豪雨に備え、国・自治体等が連携した事前の取組や、在宅避難・自主避難等の分散避難を推進するなど、都内全域において命を守る様々な手段を確保し、大規模風水害対策を強化○流域全体での治水対策や防潮堤等の整備により治水安全度を向上させるとともに、国や地元区等とも連携して取りまとめた「災害に強い首都『東京』形成ビジョン」に基づく高台まちづくりを進める等、ハード・ソフト両面から防災まちづくりを強力に推進戦略8安全・安心なまちづくり戦略風水害に備える事前の取組国や近隣自治体・区市町村との連携●チャットボットによる情報発信●都及び区市町村ホームページの強化●水防災情報の発信強化●広域避難のあり方検討●九都県市相互支援●都内自治体リエゾン派遣●計画的な出退勤抑制●千葉県境の橋梁整備●アプリ版「東京マイ・タイムライン」分散避難等の実施在宅避難自主避難●垂直避難LINEを活用し、問い合わせに迅速に対応可能なチャットボットを構築新たな3橋梁(放射第16号線、補助第143号線、補助第286号線)を整備し、防災機能を向上公労使間での協議のもと、計画運休時の出退勤のあり方について基本的な考え方を取りまとめ高台まちづくり線的・面的につながった高台・建物群を創出する「高台まちづくり」を推進し、万一の大洪水時にも命の安全・最低限の避難生活水準の確保・社会経済活動の一定程度の継続を可能に協定に基づきプッシュ型支援を柔軟に行う等の発災時の相互応援体制を整備マイ・タイムラインの作成様々なツールによる情報収集アクセス集中時もダウンしないホームページ環境の構築・水防災総合情報システムにおける雨量・水位・カメラ映像の統合表示や気象レーダーとの連携・河川監視カメラの動画公開や情報サービス事業者への水防災情報の提供交通機関の計画運休への対応大規模風水害による被害を最小限に●縁故避難安全な親戚・知人宅への縁故避難▲千葉県境に整備する3橋梁自宅が安全な場合は「在宅避難」を検討!在宅避難が困難な場合は様々な避難行動を!●避難の多様化に則した支援在宅避難者等の避難所以外で避難生活をされる方に、物資や情報など必要な支援が届くよう、避難者の支援ニーズの把握や行政からの情報発信のあり方等に関する指針を区市町村と連携し策定必要に応じ、都から全区市町村に情報連絡要員を派遣する体制を構築●高潮防災情報の発信強化高潮防災総合情報システムで潮位や水門の開閉状況、海面のライブ映像等をリアルタイムでWeb上に公開●避難所等への避難区市町村が開設する避難所や避難場所等への避難近くの頑丈な建物の上層階、都営住宅の上層階等へ避難防災気象情報と連動し、マイ・タイムラインの確認を促す機能を搭載したアプリの開発国や関係機関と連携し、大規模水害時の広域避難対策の検討を推進複数の避難行動の組み合わせによる避難の分散化を推進▲令和元年房総半島台風(台風第15号)時の計画運休道路高架部等への緊急避難●民間施設等への避難ホテル・旅館、ショッピングセンターホームセンター等への避難・避難所の密を避けるため、分散避難を推進・避難先の拡大に向け、ホテル、商業施設等の業界団体との協定締結を推進・避難所の感染症対策物資の充実に向けた備蓄及び区市町村による物資購入を支援複合災害(自然災害×感染症)への備え建築物同士をつなぐ浸水しない通路の整備江戸川区北小岩地区(江戸川)江戸川高規格堤防※国事業学校・公共施設(高架道路を含む)(出典)「災害に強い首都『東京』形成ビジョン」参考資料に一部追記186

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