『未来の東京』戦略
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構造物の供用期間中に発生する確率が高い地震動に対しては、「堤防や水門・排水機場等が損傷しないこと」を目標とし、最大級の地震動に対しては「一部損傷したとしても浸水を防ぐ施設としての機能を失わないこと」を目標として対策を実施7.耐震化徹底プロジェクト○「東京都耐震改修促進計画」(令和3年3月一部改定)に基づき、特定緊急輸送道路沿道建築物や住宅、特定建築物*等の耐震化の取組を推進○地震等への備えとして、防潮堤や水門、内部護岸等の整備や物流の拠点となる耐震強化岸壁の整備等を推進戦略8安全・安心<耐震強化岸壁の整備><特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化の取組>アドバイザー派遣などにより耐震化に係る相談に応じるとともに、耐震診断・補強設計・耐震改修等への助成など、区市町村と連携した取組を実施<堤防、水門等の耐震対策イメージ図><堤防の耐震対策のイメージ>コンクリートの増厚地盤改良鉄筋の増設<高潮・地震対策としてのスーパー堤防等の整備>高潮防御施設や江東内部河川の耐震護岸、スーパー堤防等の整備を推進し、地震に対する安全性を向上させるとともに、都民が身近なところで水に親しめるよう河川環境の向上を図る制振装置防潮堤(晴海二丁目)首都圏4,000万人の生活と産業を支える東京港では、震災時に被災者の避難や緊急物資の海上輸送に対応するとともに、震災後に首都圏の経済活動を停滞させないよう、耐震強化岸壁の整備を推進10号地その2多目的ふ頭耐震化徹底スーパー堤防(白鬚西地区)193*学校、病院、事務所、店舗等多数の者が利用する一定規模以上の建築物

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