『未来の東京』戦略
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4.首都東京を支えるインフラの維持・更新の高度化○道路や河川施設等の計画的な予防保全型のインフラ管理や点検結果を踏まえた長寿命化などを推進するとともに、ドローン等の活用により日常管理や災害時の対応を効率化・高度化○インフラ維持管理やまちづくりなどに必要な高度な技術力を有する職員の育成や区市町村職員の技術力向上支援などに加え、デジタルに精通した人材の確保に向けた取組を推進戦略9都市の機能をさらに高める戦略214ドローン等の活用により日常管理や災害時の対応を効率化・高度化▼橋梁などインフラ施設の損傷を撮影する技術道路空間における三次元計測の活用例■三次元データを活用して、道路施設情報や施設点検結果の一元管理のための基盤システムを構築し、継続的な情報更新により、予防保全型管理に寄与するデータ蓄積を実施するMMS*による三次元計測三次元データの構成!防護柵集水桝擁壁道路施設情報・点検結果を統合して一元管理建築限界侵害防止や構造物の変位の把握に活用任意位置での各種計測(距離、面積)予防保全型管理の推進①①事後保全予防保全トータルコスト削減②③④②事後保全:機能や性能に不具合が生じてから修繕等の対策を実施予防保全:機能や性能に不具合が生じる前に修繕等の対策を実施■既存の橋梁やトンネル、河川施設等の都市インフラは、高度経済成長期に集中して建設されたため、老朽化が進み、一斉に更新時期を迎えている▼山岳道路における斜面保護施設の劣化状況(グラウンドアンカーの部材脱落・腐食状況)クラックからの漏水鉄筋の露出▼トンネルの損傷状況▼トンネルの変状写真を撮影する技術▼発災時における海岸保全施設のドローンによる遠隔点検■予防保全型管理への転換を進め、更新時期の平準化と総事業費の縮減を図る道路施設情報等の一元化による管理の効率化設計・現場作業の効率化・迅速化適切な道路空間確保5G伝送*MMS(Mobile Mapping System):車載写真レーザー測量システム(出典)国土交通省公表資料

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