『未来の東京』戦略
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9.身近で快適な道路空間形成プロジェクト戦略9都市の機能をさらに高める戦略○「新しい日常」等の社会情勢の変化などを踏まえ、安心で快適な自転車通行空間の整備や自転車の利用環境の充実を図るため、「東京都自転車活用推進計画」の下、広域的な自転車ネットワークの形成や自転車シェアリングの普及等の取組を推進●東京都自転車活用推進計画自転車を交通体系の中で重要な役割を果たす交通手段の一つとし、自転車を安全・安心に利用でき、誰もが気軽に楽しめる環境づくりを進めていくことを目的とする●自転車に関わる動向2.自転車安全対策の強化3.自転車シェアリングの広域利用促進4.新しい日常への対応・様々な年齢、利用形態等の人々を対象に安全教育の場を設置・自転車通勤者・シェアリング利用者等の新たな自転車利用者層への啓発機会の創出・広報啓発・安全教育等の取組を通じた自転車利用者のルール順守意識の醸成・利用エリアの広域化に向けた事業者間の連携の推進・自転車シェアリングと鉄道、バス等の公共交通との連携強化・中長期的には、MaaSによる複数の交通機関とシェアリングサービスのシームレスな利用環境構築・自転車利用者の増加に伴う、自転車通勤企業の推奨、保険加入促進、日常の運動機会創出としてのサイクリングの推進、観光への自転車の活用・就労形態や生活様式の多様化に合わせ、自転車利用の多い鉄道駅やビジネス拠点周辺におけるネットワーク形成や、自転車利用環境の充実誰もが安全・安心・快適に自転車を利用できる環境を創出(%)自転車関連事故率の推移(資料)警視庁統計を基に作成✔自転車関連事故は増加傾向にあり、東京都の自転車関連事故率は全国と比べて高く推移✔自転車は通勤、通学、送迎など日常生活の中で重要な交通手段となっている✔自転車シェアリングの広域相互利用エリアは拡大しており、利用回数も順調に増加✔「新しい日常」への対応により通勤手段が変化し、自転車通勤者が増加傾向にある1.自転車ネットワークの形成自転車通行空間の整備区間【2030年度末】・自転車通行空間の将来像(2040年代・約1,800㎞)・国、都、区市町村が連携し、連続した自転車通行空間の整備を推進・区市町村の自転車ネットワーク計画策定の推進・広域的ネットワークの形成、通勤・通学等における自転車移動の円滑化*1「未来の東京」戦略ビジョン(令和元年12月)での目標値(都道)*2目標値を上方修正(無電柱化事業や都市計画道路事業等に合わせ、合計約900kmの整備に取り組む)※この他、臨港道路等でも既存整備と合わせ約45km整備2030自転車通行空間の整備約400km*12019約550km*2約300km222自転車利用のイメージ都内周遊、業務活動に駅まで通勤に通学に買物に

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