『未来の東京』戦略
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「『未来の東京』戦略」は、4つの「基本戦略」の下に、「目指す2040年代の姿」を描き、その実現に向けた「2030年に向けた戦略」と、戦略を推進する「推進プロジェクト」に都庁の総力を挙げて取り組んでいく。○不確実性が増す中にあって、従来の延長線上の発想ではなく、時代の先を見据えた取組を進めていかなければならない。より長期的な視点を持ち、想像力を働かせ、大胆な発想で政策を考える必要がある。○まず、目指すべき未来を想定し、そこから逆算して、現在からそこに至る道筋を定めるバックキャストの手法を取り入れる。バックキャストの視点で将来を展望する○人々の価値観や社会構造が変化する中、都民目線に合った行政サービスを提供し続けるためには、都庁だけでなく、社会課題の解決に役割を果たす民間企業を含む、多様な地域社会の担い手との連携・協働が不可欠である。民間企業等、多様な主体と協働して政策を推し進める○その際、少なくとも一世代先を見据えた取組が必要であることから、今の子供たちが大人になり社会で活躍し、団塊ジュニア世代が高齢期を迎える時期である、おおむね四半世紀先の2040年代を念頭に議論する。○NPO等はもちろんのこと、例えば、ソーシャルアントレプレナー(社会的企業家)や課題解決型のスタートアップ、デジタルを活用するシビックテックなどは、社会をより良いものに変える斬新なアイデアを生み出し、社会課題の解決に貢献している。○東京というフィールドで活躍する、多様な主体と様々な形で連携・協力する協働スタイルを定着させ、政策を強力に推し進めていく。「『未来の東京』戦略」を貫く基本戦略基本戦略1基本戦略222

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