『未来の東京』戦略
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10.次世代に引き継ぐ東京の未来の森プロジェクト・区市町村施設における多摩産材等の利用促進を支援・都民が多く訪れる都関連施設・都庁舎内において多摩産材什器等を整備・都有施設において多摩産材をはじめとする国産木材を活用した木塀等の設置を推進・全国知事会と連携し、国産木材の活用をオールジャパンで促進・日本各地と連携した木材製品展示商談会を都市部で開催・都市やオフィスの木質化を進める「国産木材の魅力発信拠点」を活用(MOCTION(新宿パークタワー5階))・多摩地域で新たなシカ害造林地対策を実施・多摩地域の良好な景観の支障となっている立木を伐採し、園地を整備・島しょの森林整備を推進し、観光資源等として活用・森林整備・木材利用促進アドバイザーを活用し区市町村の取組を支援・スギ・ヒノキ林を伐採・搬出し、花粉の少ないスギ等への樹種転換を実施・都民ボランティアによる花粉の少ない森づくり(植栽、下刈等)・市町村と連携しながら、林業の生産性向上の基盤となる林道等の路網を開設・老朽化した林道等を大型車両や大型林業機械が使えるように整備3か年のアクションプラン(主要)○森づくりへの気運を醸成し、適切な森林整備や全国と共同した木材利用の促進、多摩産材の高付加価値化等を通じて、林業の産業力を強化し、100年先も持続可能な森林サイクルを実現・民間建築物の外壁等の木材利用を支援・中大規模建築物の木造木質化等を支援(設計支援、「多摩産材等製品カタログ」の作成・活用、建築士への講習会など)民間利用花粉の少ない森とうきょう林業サポート隊森林環境の整備日本各地との連携公共利用MOCTION森林整備・建築士、大学生、教員等を対象に、素材生産から木材利用までを体験・見学できるツアー等を実施・都内の学校に多摩産材を副教材として提供・保育園等による独自の木育活動や、多摩産材による内装木質化や什器等の導入を支援木育活動の推進・林業経営体の生産性向上に向け、機械・装備等の整備や経営拡大・多角化を支援・林業経営体の雇用の安定化と労働安全対策に向けた取組を支援・新規就労者から高度技術者までの育成研修を実施・技術者を育成する「東京トレーニングフォレスト」において、伐採・搬出に関する専門的な知識や技術の習得を支援・都が参画する認証協議会において、多摩産材の産地及び品質を証明・多摩産材の優良大径木を生産する技術を、民間へ普及ブランド力の向上・多摩産材情報センターにおいて情報を一元的に管理し、利用者と供給者をコーディネート・多摩産材を扱う製材業等の生産基盤を向上する施設整備等を支援生産・供給基盤の強化多摩産材のブランド化一〇〇年先を見据えた森づくり東京林業の産業力を強化し、持続可能な森林サイクルを実現担い手の育成木材利用の拡大伐採保育利用植栽林業経営体の強化担い手の育成2030年への展開戦略12稼ぐ東京森林所有者伐採事業者原木市場製材事業者証明木材の産地を証明証明製品の素材産地を証明二次加工事業者等販売事業者登録事業者登録事業者ユーザー具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度森林循環促進事業林業技術者の確保・育成木の街並み創出新規就労者から高度技術者までの育成研修を実施民間建築物の外壁や外構等の木質化を促進伐採・植栽・保育(80ha/年)伐採・植栽・保育(70ha/年)•林業の産業力を強化し、100年先も持続可能な森林サイクルが実現•多摩産材の年間出荷量36,000㎥(木造住宅900戸分)【2030年度】•多摩産材・国産木材の利用が拡大林道整備の促進255

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