『未来の東京』戦略
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戦略13水と緑溢れる東京戦略水と緑を一層豊かにし、ゆとりと潤いのある東京2030年に向けた戦略•都や区市町村による都市計画公園や緑地の整備、農地や自然地の保全を推進するとともに、防災や都市再生など様々な施策とも連動させながら、あらゆる場所で緑を創出・保全していくことで、緑あふれた都市を創り上げていく。•開発と併せた水辺のにぎわいや、魅力あふれる河川空間など、水辺に顔を向けたまちづくりを進めるとともに、江戸の水循環の歴史的遺構である外濠の水質改善等に取り組むことで、都民に癒しの場を提供し、まちに潤いを与える東京を実現する。•先人たちが築き上げてきた安全でおいしい水の供給と良好な水循環を更に高め、自然災害の猛威などに直面しても、適切に対応できるよう、水道水源林の管理から下水の処理に至るまで、ハード・ソフト両面からの対策を進める。気候変動の影響抑制や、新しい日常にも対応したゆとりと潤いのある生活を実現する観点から、都市における水と緑の重要性はますます高まっている。公園や緑地など様々な緑を増やし、水辺を豊かにすることで、世界に誇る都市としていく。1都心も多摩も、あらゆる方策で緑を生み出す2水辺を核に、ゆとりと潤いにあふれたまちをつくる3良好な水循環を更に高め、次世代に受け継ぐ258

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