『未来の東京』戦略
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4.安全でおいしい水の安定供給と良好な水循環プロジェクト具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度水源林の保全作業従来の500ha/年から600haに拡充600ha600ha600ha送水管のネットワーク化設計・工事高度処理及び準高度処理の整備累計455万m3/日37万m3/日(累計492万m3/日)40万m3/日(累計532万m3/日)24万m3/日(累計556万m3/日)•水源林の保全作業の適切な推進【2030年】•送水管のネットワーク化に係る取組の計画的な推進【2030年】•高度処理及び準高度処理施設の更なる拡大【2030年】3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開設計・工事1施設整備完了(多摩南北幹線(仮称))1施設整備完了(第二朝霞上井草線(仮称))○森林の持つ水源かん養機能等を高め、安定した河川流量の確保及び小河内貯水池等の保全を図る○自然の脅威にも負けず、将来にわたって高品質な水を安定的に供給するとともに、公共用水域の水質の保全を推進水道水源林と小河内貯水池作業前作業後枝打♢荒廃した民有林の購入♢地元自治体と連携して民有林の再生に向けた森林保全活動などの取組を推進♢干潟の保全と利活用の推進♢水道需要の減少等を考慮した浄水場のダウンサイジングや、アセットマネジメント手法を活用した下水道管などの再構築を実施浄水場や下水道施設の老朽化対策及び再構築♢無降水日の増加や局地的な豪雨による急激な濁度の上昇など、気候変動による原水水質の変化に対して、的確に対応できる新たな浄水処理技術を導入♢浄水場における薬品注入の運転管理のサポートにAIを活用放流水質の改善を推進♢水再生センターに下水中の窒素やりんを取り除く高度処理・準高度処理技術を導入♢微生物の働きで下水中の汚れを取り除く反応槽への送風を、AIを活用してリアルタイムでコントロールし、省エネと水質改善を両立発電設備の整備災害や事故時への対策♢間伐や枝打などの保全作業の面積を拡充♢シカ食害を防ぐ侵入防止柵の設置やシカの生息密度を適正に保つための管理捕獲事業を支援♢平常時の森林の状況確認や被災時の現場調査におけるドローンの活用干潟葛西海浜公園水道水源林の保全作業☜芝浦水再生センター下水貯留施設(品川シーズンテラス下部)76,000m3合流式下水道の改善♢雨天時に合流式下水道から放流される汚濁負荷量を削減するため、降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設の整備等を推進♢大規模停電時等における給水確保のための常用・非常用発電設備、下水処理を継続するための非常用発電設備を整備老朽化対策・基幹施設の再構築水質保全対策災害時等への対応水道水源林等の保全管理高品質な水の安定供給の確保(戦略13)全ての3か年のアクションプランはこちら戦略13水と緑水道水源林浄水場水再生センター豊かな水循環を次世代に引き継ぐ送水管ネットワーク(イメージ図)2018年10月に、公園内の干潟が東京都で初めてラムサール条約湿地に登録。全国のラムサール湿地との連携を進めている♢導水施設の二重化や送水管の広域的なネットワーク化♢上下水道管や基幹施設等の耐震化♢大規模幹線や貯留施設等を整備することで台風や豪雨から都市機能を確保265

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