『未来の東京』戦略
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4.持続可能な資源利用推進プロジェクト戦略14ゼロエミ271○廃棄物の発生抑制とリサイクルの推進により、CO2実質ゼロに貢献するサステナブルな循環型社会へと変革を図る具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度事業系廃棄物の3Rルートの多様化―プラスチック利用における革新的技術・ビジネスモデルの実装最新事例・技術動向調査食品ロス削減に寄与する先進的技術の活用事業内容検討•持続可能な資源利用に向けた取組の推進により、一般廃棄物のリサイクル率を37%に向上【2030年】•使い捨てプラ削減や循環利用促進の取組により、家庭と大規模オフィスから排出される廃プラスチック焼却量40%削減(約40万t)を達成(2017年度比)【2030年】•先端技術の活用等、先駆的な取組を推進し、食品ロス発生量を半減(2000年度比)【2030年】3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開モデル事業の実施先端的技術の活用・普及持続可能な資源利用の推進使い捨てプラスチックの削減や循環利用の徹底♻事業系廃棄物の3Rルートの多様化排出段階での分別が進んでいない事業系廃棄物のリサイクルについて、手法の多様化やRPA等のデジタル技術の導入による処理施設の高度化等を進めることでリサイクルレベルを向上環境に配慮した食生活<消費者>▷食品ロス削減推進計画に基づき消費者、事業者、行政・NPO等の各主体が主体的かつ連携した取組を推進資源の有効利用の仕組みづくり先進的な企業と連携したイノベーションの創出区市町村との連携強化民間企業等と共同でモデル事業を実施・成果を展開実装に向けた実証実験等の支援社会実装の支援✦ポイ捨てや放置された廃プラスチックが川や海に流出✧脱使い捨てと循環的利用が徹底され、プラスチックを大切に扱う社会食品ロスを削減し、無駄のない食を実現半減家庭における食品ロス削減●Webや啓発冊子等を活用して、買いすぎない、作りすぎない、食べ残さない等の食品ロス削減行動を習慣化●食品ロス削減行動につながる正しい知識等を発信●売れ残り品の割引情報を確認できるアプリ等の活用により消費者の意識を変革●ドギーバックによる持ち帰り文化の定着フードサプライチェーン全体での食品ロス削減<事業者>▷廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用(3R)の更なる促進▷CO2実質ゼロの持続可能なプラスチック利用に向けた取組を推進♻専門家の派遣オフィスビルや商業施設に対してアドバイザーを派遣し、事業系廃棄物の3Rを促進革新的技術・ビジネスモデルの社会実装を促進企業間での連携・共創を促進しながら、リユース容器・量り売り・シェアリングを組み込んだ新しいビジネスモデルや、水平リサイクル等の革新的技術を実装化50%オフ!プラスチック対策食品ロス対策プラスチックの2R(リデュース、リユース)・国内循環利用の促進●新しい日常における使い捨てプラスチック削減等の取組や修理・長期使用などの好事例を分かりやすく情報発信●飲料業界と連携して使用済のペットボトルを新たなペットボトルとして再生利用する「ボトルto ボトル」等の取組を促進家庭から排出されるプラスチック製容器包装について、区市町村における分別収集の拡大やリサイクル率向上に向けた取組を強力に後押し現状▷▷未来東京の海ごみ問題の実態把握や都民への普及啓発を実施TOKYO海ごみゼロアクションの加速売れ残りや食べ残しを防ぐ賢い消費選択●気象情報等のビッグデータを用いた需要予測の活用による在庫の最適化を推進先進的技術を活用した先駆的な取組を推進●鮮度を保持し、保存期間を延ばすことが可能な包装技術や冷蔵・冷凍技術の活用による食品のロングライフ化区市町村との連携強化防災備蓄食品の積極的な有効利用●防災備蓄食品を保有する区市町村とフードバンクをマッチングするシステムを活用し、賞味期限の近い防災備蓄食品の有効利用を推進フードバンクマッチングシステム各区市区町村の防災備蓄食品各区市町村の防災備蓄食品情報の掲載情報登録情報確認普及啓発冊子「東京食品ロス0(ゼロ)アクション」✧食品ロスが削減され、無駄なくおいしく食べられる社会✦食品ロスの発生3R促進©TerraCycle

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