『未来の東京』戦略
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2030年に向けた戦略•多摩・島しょ地域にある、企業や研究機関、大学の集積や、豊かな森林や漁場といった資源に、AIやデジタル技術など先端技術を掛け合わせることで、生産性の高いスマートな産業を確立する。•子供が自ら伸び、育つことができる教育環境を充実するとともに、特色ある学校の設置など多様な学びの機会を創出する。•都有地等を活用した先端技術を取り入れたまちづくりを推進するとともに、緑の創出やサテライトオフィスの充実、空港・港湾や道路ネットワークの強化などに取り組み、豊かな自然環境の下、新しい日常にふさわしい職住近接で快適な生活を実現する。多摩地域は多様な産業や大学の集積、島しょ地域は豊かな自然を有しているなどの特色を有している。一方で、自然災害、人口減少、高齢化などの課題にも直面している。都と市町村が、これまで以上に緊密に連携・協力することで課題を解決し、にぎわいと活力に満ちあふれる地域社会を、共につくり上げていく。1地域資源に先端技術を掛け合わせ、スマート産業を強力に推進する2子供自ら伸び、育つことができる充実した教育環境を整える3職住近接で自然と調和した「人」に優しいまちをつくる•それぞれの地域が持つ資源に磨きをかけ、特別感のあるツアーや宿泊施設の誘致など、戦略的に産業振興を展開するとともに、先端技術の活用により多摩・島しょの魅力を積極的に発信する。5地域活性化策を迅速に具体化し、多摩・島しょの魅力を高める•土砂災害や津波、火山噴火、乏しい医療資源など地域特有の課題に対して、実効性ある防災対策や医療提供体制の充実を図る。4多摩・島しょ地域特有の課題を踏まえた安全・安心な体制を充実させる294

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