『未来の東京』戦略
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戦略17多摩・島しょ振興戦略10.緑溢れる東京プロジェクト○「緑確保の総合的な方針」等に基づき、都や区市町村による公園や緑地の整備、農地や自然地の保全、民間の都市開発等における緑創出等、あらゆる機会を通じて緑の量的な底上げと質の向上を図り、都内全体の緑を増やす取組を推進具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度都市計画公園・緑地の整備着手(優先整備区域整備着手面積)約396ha(2020年12月末)生産緑地の活用(区市事業分)約2.9ha都営住宅用地を活用して新たな緑の創出ー現況調査、可能性・見込みの検証、事業計画策定基本設計詳細設計、工事着工保全地域の指定拡大・公有化重要な自然地に関する調査調査や専門家意見等を踏まえ、保全地域の指定の考え方を整理スギ林等の伐採・植栽・保育70ha70ha80ha80ha•都や区市町による約530haの都市計画公園・緑地の整備に着手【2029年度】•生産緑地の2022年問題に対応し、生産緑地の活用のための買取を推進•都営住宅の建替えや、都営住宅用地を活用してより積極的に緑化を推進【2030年度】•保全地域の新規指定を拡大【2030年度】•伐採・搬出に必要な高度な技術力を有した林業技術者の確保・育成を行い、スギ林等の伐採による花粉の少ない森づくりを推進【2030年度】3か年のアクションプラン(主要)2030年への展開「都市計画公園・緑地の整備方針」に基づき計画的な公園整備を推進都市計画公園・緑地等の整備潤いを与え身近なオープンスペースとしての役割を果たす公園の必要性が高まっており、都立公園の新規拡張整備や区市町村立公園の整備支援を推進生物多様性の保全を支える環境整備植生図やみどり率など自然環境に関する基礎情報を整備し、生態系に配慮した緑化や緑の質の向上(生物多様性)等に資する取組を推進生産緑地・農地等の保全・活用都市農業の安定的な継続と良好な都市環境の形成に必要不可欠な農地を保全等する、区市による生産緑地の買取・活用に対して支援都営住宅用地を活用した緑の創出都営住宅の建替え時や未利用地など都営住宅用地の活用により、公園やコミュニティ農園、花壇等、様々な緑の創出を推進花粉の少ない森づくり林道等の基盤整備の進展、林業の活性化により、多摩地域のスギ・ヒノキ林を花粉の少ないスギ等への植え替えを進めることで花粉飛散量を大幅に減少候補地の選定・指定・公有化に係る手続を順次推進希少な動植物の生息・生育地となっているなど、都内に残された貴重な自然地を保全するため、保全地域の指定を促進保全地域の指定促進「緑あふれる東京基金」を活用した生産緑地の買取306

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