『未来の東京』戦略
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14.多摩・島しょ地域における医療の充実○高齢化の進展や医療資源が区部に比べて少ないという多摩・島しょ地域の課題を踏まえ、誰もが必要な医療を受けられる体制を整備多摩地域全体の医療水準の向上島しょ地域で専門医療を受けられる体制の整備♦多摩メディカル・キャンパスを再構築し、多摩地域における医療の充実に貢献多摩メディカル・キャンパス多摩総合医療センター・小児総合医療センター・神経病院を中心とした、多摩地域の医療拠点○神経病院の改築を軸にキャンパスを再構築○各病院の強みを一層発揮するとともに、相互連携の強化により集積メリットを高め、キャンパス総体としての医療機能を強化○救急医療等を充実強化○東京都がん検診センターの機能を統合し、「外来がん検査・治療センター(仮称)」を新設。精密検査による早期発見・早期治療を提供できるがん医療提供体制を強化○難病医療を集約の上、強化○ほぼ全ての脳・神経系及び免疫系の難病患者に対して高度で包括的な医療を提供○重症患者の受入機能を強化○小児がん拠点病院として高度で包括的ながん医療を提供各病院の強みの発揮・相互連携の強化多摩総合医療センター難病医療センター(仮称)(現神経病院)小児総合医療センター多摩地域の医療水準向上に寄与遠隔医療の実施や看護職員の定着支援等により、島しょ地域においても必要な医療を受けられる環境を整備島しょ地域における、5Gを活用した遠隔医療の実証実験○本土・島しょ間で5G通信を用い、高精細な映像や検査画像等を送受信し、島しょ医療の基幹病院である広尾病院を中心とした都立病院の専門医が、島しょ医療機関の医師に対して助言○島しょの医療・介護等関係者と都立病院でWeb会議を実施し、患者の療養情報を円滑に共有島しょの診療所等都立病院患者の映像や画像を送信専門的助言など診療支援5GWeb会議による情報共有島しょ医療の更なる充実実証結果を踏まえて運用神経病院多摩総合医療センター・小児総合医療センター戦略17多摩・島しょ♦多摩北部医療センターを改築し、北多摩北部地域の医療提供体制を強化3か年のアクションプラン(主要)具体的な取組2020年度末(見込み)年次計画2021年度2022年度2023年度多摩メディカル・キャンパスの整備整備手法の検討等立体駐車場等の整備5Gを活用した遠隔医療導入調査の実施設計等整備工事等立体駐車場工事等•外来がん検査・治療センター(仮称)を開設【2025年度頃】•難病医療センター(仮称)を開設【2029年度】•島しょ地域において遠隔診療を実施【2030年】2030年への展開八丈島で実証実験実証結果を踏まえて運用309

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