『未来の東京』戦略
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○日本はこれから、先端技術の進展や高速通信網の整備、リニア中央新幹線の開通などにより、東京と全国各地を行き交いながら、ビジネスやプライベートの交流がより自在に行えるようになっていく。東京が結節点であり続けながら、最新のデジタル技術などを積極的に取り入れ、これまでのあり方に捉われない多様な交流を促進していく。○また、都民や都内企業などが全国各地とより深くつながることで、新たな価値が創造されていく。交流を通じて、全国との新たなコラボレーションも生まれる。都はこうした、東京と各地域の好循環を生み出す方策を検討していく。連携4:これまでにない、幅広く多様な交流を促進するサテライトオフィスやワーケーション拠点が、全国で整備、活用されているシニア世代もデジタルデバイスを使いこなし、電話のように、容易にリモート通信を活用2030年「共存共栄」が実現した全国の姿都が海外企業と国内を結ぶゲートウェイの役割を果たし、日本経済全体の発展に貢献している誰もが場所に縛られずに仕事ができるようになり、日本全体でQOLが向上している都民が現役時代に培った専門知識や経験を活用して、全国各地の活動に貢献しているTokyo ●副業が一般的となり、ボランティアやNPO活動にも従事する都民、国民が全国にたくさん5Gや次世代高速通信が全国くまなく整備され、距離を感じさせないコミュニケーションが実現デジタル技術で全国が近所に東京で働く高度な知識や技能を持つ世界中の人材が、全国各地の様々な主体とイノベーションを創出している都内外の多様なプレーヤーがネットを通じてつながり、自由な交流や価値の創出を促進しているリニア開通で東京がより身近に都内・全国各地のスタートアップが連携して新しいビジネスを次々と生み出している戦略18オールジャパン新型コロナや気候変動など、共通課題への対策に関するノウハウやデータがオープンに提供され、民間活用されている317地域の文化・芸術イベントが、先端技術の活用により、臨場感あふれる形で全国からリモート鑑賞されている

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