『未来の東京』戦略
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SDGs目線の取組を、都庁から世界へ広げ、持続可能な社会に貢献するSDGsの達成に向けた、都、区市町村、都民、企業、大学など、多様な主体の自発的な行動や協働を後押しするとともに、こうした取組の輪を、東京から全国、そして世界に広げていく。推進1:SDGsの目線から都庁が率先して政策を強力に推進する○「未来の東京」戦略の各推進プロジェクトと各ゴールの関係を明らかにするとともに、SDGsの三側面である経済・社会・環境の視点から都政の課題に統合的に取り組んでいく。○SDGsの視点から実践する施策について、PDCAサイクルを回し、確実な事業目標の達成と、更なる施策の充実につなげていく。三側面への統合的アプローチ社会環境経済様々な都政課題をSDGsの目線から統合的に解決SDGsの目線から取組【主な取組例】セミナーの実施やポータルサイトを通じた情報発信等により、中小企業におけるSDGsの視点に立った経営を促進し、企業価値や競争力の向上を図る。SDGsに関する教育の推進や、ユニバーサルデザインのまちづくりを進めるほか、子供の貧困対策など誰一人取り残さないセーフティネットの構築に取り組む。水と緑の創出による潤いのある都市空間の形成や、持続可能な資源利用に取り組みつつ、あらゆる手段を用いてゼロエミッションの実現に向けた取組を推進していく。仕事や日常生活において、活動する意欲のある女性や高齢者などの活躍を促進する。感染予防と社会経済活動の両立に統合的に取り組む。東京グリーンボンドを発行し、環境問題の解決に貢献する。気候変動への適応を推進し、気候変動が社会にもたらす課題に適切に対処する。経済、文化、環境等のバランスのとれた持続可能な観光を推進する。東京版ESGファンドを通じて、社会的責任や環境への配慮を重視する企業への投資を促進し、経済・社会・環境の三側面に統合的にアプローチする。経済分野複数分野にかかる取組社会分野環境分野SDGsの目線で政策を展開する348

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