『未来の東京』戦略
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ビジョン03女性活躍●企業や公的機関、地域、政治、大学・研究機関における女性活躍は当たり前となり、女性が自らの希望に応じた生き方を選択できるまちになっている●政治家や企業トップの半数が女性となるなど、女性の能力が十分に活かされる社会が実現し、ジェンダーギャップ指数は世界トップ10に●男女の就業率や賃金の差が解消、「M字カーブ」が過去のものに。男性の家事・育児が当然となり、「女性活躍」という言葉が使われなくなっている女性が自らの希望に応じた生き方を選択し、自分らしく輝いている東京目指す2040年代の東京の姿(女性が活躍できる社会環境の整備は道半ば)○男女雇用機会均等法施行から30余年。人々のライフスタイルが変化する中、様々な分野における女性の活躍に向けた対策が進められ、女性の就業率を示すM字カーブは大幅に改善してきた。一方で、コロナ禍においては、男性と比較して、いまだ女性が不安定な就業環境に置かれているという構造的な課題が顕在化するとともに、配偶者等からの暴力(DV)の増加・深刻化が懸念されるなど、女性への影響が顕著に表れている。54

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