シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
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デジタル提案箱に寄せられた提案と対応116<提案内容と対応の例>提案内容対応補助金申請に係る実印の押印を不要とすべき補助金の申請における実印等の見直しに向けては、デジタル化の観点から検討を進めており、令和2年度中の方針発出に向け、調整を進めています。都の補助金については、本方針に基づいて、速やかな電子化による押印の見直しを進めていきます。中央研修や局研修をオンデマンド講義等で遠隔開催できる環境を整えてほしい令和2年度中においても、一部研修をSkypeで実施するなど、オンライン型の研修を順次実施し始めており、令和3年度においては、更にオンラインツールを活用し、オンデマンド・オンライン型の研修を増やす予定です。提案内容対応顔認証システムを出入口などに導入し、出退勤管理等に活用してほしい顔認証技術については、非接触、ウォークスルー認証が可能という特徴があり、国内でも実証実験が行われるなど社会実装に向けた動きが見られます。一方で、都庁舎での導入に当たっては、15を超える出入口と年間約330万人以上という来庁者数の多さから、同技術の導入にはシステムの構築及び維持に相当額の費用が見込まれます。そのため、同技術導入時のメリット、効果、課題等について、調査を進めており、今後、導入に当たっての課題の1つと想定される、認証精度を担保する適正環境を把握するための試行を実施する予定です。

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