シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
126/128

1241242019年12月、「2020改革」を更に発展させ、改革を次なるステージへ進化させるため、「『未来の東京』戦略ビジョン」の策定とあわせ、2030年に向けた改革の方向性を設定する「新たな都政改革ビジョン」を策定しました。この「新たな都政改革ビジョン」に基づき、CS(都民の満足)とES(職員の働きがい・モチベーション)の相乗的な向上により、都民の“幸せ”の実現を目指し、「未来の東京」を支える都庁に変わるため、人材マネジメントの改革、組織運営の改革、行政サービスの改革の3つのアプローチで改革を推進することとしました。⾧期的な視点を持ちつつ、環境やニーズの変化に大胆かつ弾力的に対応し、アジャイルに改革を進めていくとともに、都民が何を求めているのかを起点に、ユーザーの目線で政策・サービスを作り上げるデザイン思考を徹底して改革を実行することとしました。これらの考え方は、今回の都政の構造改革にも継承されています。3つのアプローチ人材マネジメント組織運営行政サービス⇨民間とのフラットな連携を可能とするため、高い専門性とコミュニケーション能力を備えた人材を育成することを目指す改革⇨民間と共に動ける機敏な組織へ進化することを目指した、ICT環境の刷新や人事・財務・契約などの制度に関する改革⇨規制や行政手続など、都民や事業者との接点となる行政のあり方について、都庁のデジタルシフトなどを通じ、利便性・有用性・効率性向上を追求する改革新たな都政改革ビジョン新たな都政改革ビジョンこれまでの都政改革の継承・発展

元のページ  ../index.html#126

このブックを見る