シン・トセイ 都政の構造改革QOSアップグレード戦略
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都の内部管理事務は、手続が煩雑、紙ベースの処理が多い、システム処理をする事務もシステム間連携が十分にできないなど、非効率な状況にあり、処理に多くの人手と時間を要しています。このような内部管理事務について、これまでの業務フローを明らかにし、プロセスの最適化(BPR)を推進していきます。また、適切な事務処理に留意しながら、制度を根本から見直すとともに、システムの導入等事務のデジタル化についても推進します。様々な制度の見直しに当たっては、イノベーティブな業務を効果的にサポートする視点や、汎用性の高いデジタルツールを積極的に活用する視点からアプローチしていきます。こうした取組により、内部管理事務からのマンパワーシフトを図り、イノベーティブな業務や、よりきめ細かな都民対応に注力できる環境を整えることで、都政のQOSを向上させていきます。抜本的なBPRとデジタル化により事務を最適化・効率化し、イノベーティブな業務等にマンパワーをシフト〇紙ベースによる処理が中心・手当の認定・物品管理事務等〇手続が煩雑・旅費の請求・契約事務等〇システム間での情報連携の欠如・文書、契約、会計の各システムが独立して運用現状と課題現状と課題抜本的なBPR(※)事務手続・制度の見直し業務プロセスの最適化デジタル化やり取りのオンライン化システム導入・最適化イノベーティブな業務等にマンパワーをシフト内部管理事務(8分野):給与・旅費、人事、共済、福利厚生、契約、会計、物品、文書内部管理事務(8分野):給与・旅費、人事、共済、福利厚生、契約、会計、物品、文書システム間の情報連携が課題システム間の情報連携が課題Project 6内部管理事務抜本見直しプロジェクト58※BPR(Business Process Reengineering):既存業務を見直し、最適化すること

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