シン・トセイ2 都政の構造改革QOSアップグレード戦略 version up 2022
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てこ3てこ2020年8月、都政の構造改革がスタートし、約1年半が経過しようとしています。現在、全ての行政手続のデジタル化や、ペーパーレス50%削減、FAXレス98%削減などの達成に向けて、全庁一丸となった取組を進め、かつてないスピードで成果を上げつつあります。しかしながら、これらの取組はまだ始まったばかりです。改革の真の目的は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を梃子に、QOS(Quality of Service)を上げることです。そのために私たちは、改革を通じて、働く職員の意識変革、アナログで前例踏襲がベースの仕事からの脱却、柔軟で機動的な事業運営を可能とする課題解決型の組織へと変貌をとげる必要があります。さらに、実践の中で制度や仕組みなどの構造的な課題を見いだし、それらを打破し最適化することこそが、まさに構造改革の本質です。2021年3月に策定した「シン・トセイ」戦略を更に推し進めるため、「シン・トセイ2」では、これまでの構造改革の実践と成果を振り返りつつ、2025年度「デジタルガバメント・都庁」の基盤構築に向けて、更なる取組の加速化を図り、都政のQOS向上に向けた改革を”爆速”で前に進めていきます。DXを梃子とした構造改革を加速~シン・トセイ2 ~

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