「未来の東京」戦略 version up 2022
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SDGs施策の連携やサポート、先進事例の共有等により、区市町村の多様な取組を広げていく国際会議への参加や海外発信等を通じて、都の取組を自発的自治体レビュー(VLR)※の作成ノウハウを、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」等を通じて他の自治体に展開するなど、取組の輪を広げていく※VLR(Voluntary Local Review):127都のSDGsホームページを充実。BIツールも活用しながら、都や区市町村の取組を検索できる「東京SDGsボード」の内容を強化し、情報を常にアップデート○墨田区は、ものづくりのまちとして発展し、現在でも多種多様な産業が集積している地○社会課題解決につながる技術や製品を試作段階から地域で活用し、技術や製品の普及による経済発展と地域課題解決を同時に実現することで、更に豊かで持続可能な生活の実現を目指していくこの取組により、区は2021年「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」の両方に選定された。自発的にSDGsの取組状況をレビューして国連に提出・公開する国際的な取組域特性を活かし、「産業振興を軸としたプロトタイプ実装都市~ものづくりによる『暮らし』のアップデート~」を実施している。都内「SDGs未来都市」※:4区市(墨田区、豊島区、江戸川区、日野市)SDGsに関する先進事例や知見を共有するフォーラムの実施や、職員向けのSDGsに関する研修などを実施し、区市町村のSDGs推進を後押し<ガレージスミダ>○江戸川区が目指す「ともに生きるまち」の理念とSDGsの「誰一人取り残さない」という理念は同一であるという考えのもと、SDGsに積極的に取り組んでおり、2021年、「SDGs未来都市」に選定された。○水に囲まれ水の恵みに浴する一方、低地帯ゆえの高い水害リスクを抱えていることから、都内初の気候変動適応センターを核とした温暖化対策や気候変動対策の強化、豊かな水辺を生かした経済成長、ユニバーサルデザインのまちづくりによる共生社会の実現など、持続可能な都市モデルを構築していく。2021年7月、国連ハイレベル政治フォーラムにおいて、都道府県初の自発的自治体レビュー(VLR)「Tokyo Sustainability Action」を公表し、持続可能な社会の実現に向け、都が世界をリードする考えを表明※SDGs未来都市:優れたSDGsの取組を提案し、内閣府の選定を受けた自治体オンラインも活用し、区市町村の取組状況等を確認するとともに、SDGsの取組に悩みを抱える区市町村へ助言等を実施<SDGs推進センター>取組の見える化と情報共有を強化世界の大都市と共有墨田区の取組区市町村向けフォーラム等を実施区市町村との意見交換を推進江戸川区の取組区市町村と共に持続可能な東京を実現する全国、そして世界と共に持続可能な社会を実現する

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