「未来の東京」戦略 version up 2022
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¥―豪雨災害に備え、対策強化地区における浸水対策や、流域下水道雨水幹線の整備など、さらなる下水道整備を推進「東京港海岸保全施設整備計画」を改定し、将来的な気候変動に対応した海岸保全施設の整備を実施大規模水害時を想定した避難対策として、国や区市町村等と連携し、高台まちづくりや道路高架部等の活用、分散避難等の取組を引き続き推進(資料)『災害に強い首都「東京」形成ビジョン』(令和2年12月災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議)を基に作成353か年のアクションプラン(主要)3か年のアクションプラン(主要)戦略8安全・安心ver.up防潮堤の整備水害時の避難対策の検討対策強化地区における施設整備これまでの対策を着実に推進するとともに、広範な床上浸水等が想定される地区について1時間75ミリ降雨に対応する下水道施設を整備するなど、対策を強化空堀川上流域南部地域の下水道雨水幹線の整備浸水被害軽減に向け、市と連携した雨水対策として3市(立川市・東大和市・武蔵村山市)をまたぐ流域下水道雨水幹線の整備を推進大規模水害時の避難対策国と設置した「首都圏における大規模水害広域避難検討会」の議論等を踏まえ、複数の避難行動を組み合せた分散避難を更に推進・適切な避難行動を促進するため、情報発信手段や普及啓発を充実、強化・検討会において作成するガイドライン等に基づき、区市町村の広域避難計画の策定を支援・都立施設や国・民間施設を活用した広域避難先の更なる確保「首都圏における大規模水害広域避難検討会」における広域避難に関するとりまとめ千川増強幹線(文京区千石、豊島区南大塚)・大規模水害時に人命を最優先とするレベル5*「緊急安全確保」での緊急避難先等のひとつとして、道路高架部等の活用を検討・調整*災害がすでに発生している可能性が極めて高く、早急な安全確保が必要な状況高台まちづくりの推進「高台まちづくり推進方策検討ワーキンググループ」を国と都で設置・モデル地区で、大規模水害時に安全を確保するための拠点施設整備について、区の検討費を支援▼今後予想される海面水位上昇等に備え、防潮堤の嵩上げを実施計画策定国や区市町村等と連携した分散避難の推進(情報発信のあり方・広域避難体制の構築など)公共施設大規模浸水時のイメージ▼排水機場の機能維持に向け、整備イメージ老朽化・耐震対策を実施芝浦排水機場民間ビル鉄道駅都河川高速道路一般道洪水調節容量5,100万m3の第二・第三調節池を2030年までに整備完了予定。2022年度以降の調節池の本格整備に向け、2021年11月から工事用道路整備等に着手「東京都デジタルツイン」の3D都市モデル上で、浸水や土砂災害の被害の様相をシミュレート訓練等で活用し行政機関のより効果的な災害対応のオペレーションにつなげていく(資料)「なるほど!荒川第二・第三調節池」(国土交通省)を基に作成(出典)「Project PLATEAU」(国土交通省)実施具体的な取組(主要)下水道施設整備のさらなる推進2021年度末(見込み)空堀川流域下水道雨水幹線2022年度気候変動を踏まえた高潮・津波対策「東京港海岸保全施設整備計画」に基づく整備防潮堤、内部護岸や排水機場等の整備を着実に推進し、高潮・津波への対策を一層強化大規模水害時における避難対策の推進<高台まちづくりのイメージ><緊急安全確保先の例>年次計画2023年度【国事業】荒川洪水調節池群(第二・第三調節池)の整備デジタルツインを活用した水害シミュレーション2024年度

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