「未来の東京」戦略 version up 2022
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都民の健康増進及び疾病予防に向け都立・公社病院を一体的に地方独立行政法人に移行することにより、行政的医療を安定的・継続的に提供するとともに、感染症医療や災害医療の高水準で専門性の高い総合診療基盤に支えられた行政的医療を適正に提供がん医療、救急医療、周産期医療等において、一般医療機関では対応が難しい高度・専門的緊急事態においては、都の方針の下、都や関係機関と連携し、患者を積極的に受入れ人材の機動的な集約等により専用病床を拡充し、効率的・効果的な医療提供体制を都や保健所と連携し、地域の施設等に対し、感染拡大防止等の支援を実施平時から専門人材を確保・育成し、感染症への対応力を強化緊急事態においては、都の方針の下、都や地域の医療機関と感染症地域の医療機関や院内の専門診療科等と連携し、多様な症状に対応する総合診療科を充実がん対策の現状及び最先端がん治療の方向性について、データ収集など必要な調査を実施東京DMATや医療救護班等の大規模災害時に必要となるAIの活用等により、医療の質を高め患者中心の医療を推進するとともに、デジタルの活用により災害地域の関係機関等との連携を一層強化し、地域包括ケアシステムの構築を支援デジタルを活用して診療情報の共有を推進し在宅療養を支える地域の医療機関等を支援東京ERNICU広尾病院島しょ医療との医療連携体制の強化多摩総合医療センター手術実施体制の強化「患者・地域サポートセンター」◆地域の医療機関等への支援イメージ地域の病院診療応援ロボット支援手術大久保病院腎医療提供体制の強化多摩北部医療センターの機能強化診療情報等を共有入院等通院等かかりつけ医、訪問看護ステーション等訪問に同行し在宅療養を支援患者等急変時の受入れ島しょ医療における遠隔画像診断支援各都立病院大塚病院総合周産期母子医療センターの体制強化東部地域病院救急医療提供体制の強化医療の質及び患者満足度の向上様々な場面でのAIの活用事前問診システム内視鏡画像診断支援診療所地域で療養生活を支援DXのイメージデジタルを活用した情報共有患者病院業務のさらなる効率化診療業務へのスマホの活用診断支援カンファレンスカルテ参照医療等を提供た普及啓発を推進危機管理体制を一層強化。また、地域医療や救急医療を強化する等、誰もが質の高い医療を受けられる環境整備を推進46行政的医療や高度・専門医療等の提供を充実地域医療の充実を更に推進人材の柔軟な確保・育成地方独立行政法人東京都立病院機構(2022年7月設立予定)医療を取り巻く環境変化に迅速に対応できる体制を構築し東京の医療を一層充実各病院の強みを生かした医療機能強化の主な取組駒込病院がんゲノム医療の提供体制の強化多摩南部地域病院医療的ケア児の専門的ケアの充実DXを推進し、病院のQOS(クオリティ・オブ・サービス)を一層向上整備連携し、重症者等を積極的に受入れ人材を育成し、派遣要請に着実に対応地域医療機関等と診療情報を共有し在宅療養への支援や、業務の効率化を推進感染症医療や災害医療の危機管理体制を一層強化豊島病院消化器医療の提供体制の強化神経病院「ALSセンター」の体制強化新型コロナへの対応等、感染症医療を一層強化荏原病院「総合脳卒中センター」の体制強化小児総合医療センター小児がん・AYA世代がん患者への診療・支援体制の強化スケールメリットを生かした運営墨東病院「患者・地域サポートセンター」の機能強化松沢病院精神科身体合併症の医療提供体制の強化AI

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