「未来の東京」戦略 version up 2022
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012/3048戦略8安全・安心ver.up≪都内の1時間50mmを超える豪雨発生率の推移≫≪IPCC(6次):将来のシナリオと気温上昇予測≫(出典)都市整備局「東京都豪雨対策アクションプラン」より(資料)「IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書」を基に作成※2022年度、最新の知見や社会状況の変化を踏まえ、「首都直下地震の被害想定」の見直しを実施≪東京湾北部地震の震度分布・被害想定≫(出典)「首都直下地震等による東京の被害想定」(平成24年総務局)(資料)気象庁「富士山有史以降の火山活動」を基に作成1000(万人)8006004002002019年2020年アメリカ地域ヨーロッパ地域東南アジア地域東地中海地域アフリカ地域西太平洋地域(資料)「WHO Coronavirus(COVID-19) Dashboard」(2021年12月27日時点WHO)を基に作成〇近年、国際的に脅威となる感染症が頻繁に発生世界は未だ、新型コロナとの厳しい闘いの真っ只中にある今後もグローバル化や地球温暖化等を背景に、国際的に脅威となる新たな感染症のリスクが予想される〇新型コロナ危機を契機として都市のあり方に変化テレワーク等の進展や、オープンスペースへのニーズの高まりなど、生活や価値観の変化が生じている≪世界の新型コロナ新規感染者数の推移(週別・WHO管轄地域別)≫≪世界における感染症の歴史≫3/95/187/2710/512/14(資料)厚生労働白書及び国立感染症研究所ウェブサイト等を基に作成2/225/37/129/2011/292021年〇近年、豪雨発生率は増加傾向にある昭和50年代には1時間50ミリを超える豪雨が観測されなかった年もあるが、近年では集中豪雨の頻発や台風の大型化など豪雨が増加傾向にある〇気候変動により気温上昇と降雨量の増加が見込まれるパリ協定の目標を踏まえたシナリオにおいても、2050年頃までに気温が1.5~2℃程度上昇、降雨量は1割程度増加する見込み気候変動の影響により、激甚化・頻発化する風水害世界レベルで大きな脅威となり得る感染症の発生など、これまで経験したことのない危機に直面する可能性がある世界レベルで大きな脅威となり得る、今後、気候変動の影響により激甚化する豪雨災害や、切迫する巨大地震、都民の安全・安心を確保できる強靭でサステナブルな都市を形成するため、データ等に基づき長期的な視点に立った検証を行い、施策を具体化〇首都直下地震は大都市東京に甚大な被害をもたらす〇首都直下地震は大都市東京に甚大な被害をもたらす〇島しょ等の火山噴火による被害のリスク日本は世界有数の火〇島しょ等の火山噴火による被害のリスク山国であり、近年各地で火山災害が発生している都の島しょ等の火山が噴火した場合には、大きな被害が予想されるいつ起きてもおかしくない大規模地震と火山噴火目に見えない未知の感染症「東京の危機克服都市強靭化10か年プロジェクト(仮称)」を策定(2022年度)都庁の総力を結集しこれまでの取組を更にレベルアップ今後10か年の政策目標やアクションプランを明確化

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