「未来の東京」戦略 version up 2022
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施将来にわたり「水と緑の空間」を残していくために、外濠や玉川上水など歴史的財産の価値や維持管理の大切さを伝える、子供向け勉強会を実施長期的には、玉川上水の水を元の多摩川から引き、本来の玉川上水の姿に甦らせる可能性を展望当面は、外濠への必要な導水量を確保するための水源・水量の確保及び暗渠区間の改良や導水路の整備に着手するとともに、玉川上水の調査等歴史的財産である外濠の水質改善を進め、都心で働く人々に癒しの場を提供するとともに、品格ある景観を形成し、魅力あるまちづくりへとつなげる人々が憩う外濠の水辺再生外濠を中心とした魅力あるまちづくり水辺環境の大切さを学多摩川からの通水の可73玉川上水の構造物健全度調査等3か年のアクションプラン(主要)戦略13水と緑ver.up人々が憩う外濠の水辺再生多摩川からの通水の可能性の展望雨水流入対策※2羽村取水堰玉川上水の構造物健全度調査等の実施や、多様な主体との協働に関する方策を検討具体的な取組(主要)導水に向け必要となる施設の基本設計に着手国や地元区とも連携し、水質改善を着実に進める能性の展望※1:玉川上水暗渠部等の活用可能な既設水路や導水施設の新設が必要となる区間の調査・検討※2:降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設等の整備、ただし、貯留量は区部における累計値を示す詳細調査・基本計画検討※1累計150万m3必要となる施設の基本設計・詳細設計1万m3(累計151万m3)導水実現により、防災面での活用を検討基本設計・詳細設計・工事施工など19万m3(累計170万m3)東京の歴史ある財産を活かした魅力ある空間を創出し、都心で働く人々に癒しの場を提供するとともに、品格ある景観の形成により地域全体の活性化を図る四ツ谷大木戸STEP1下流部で施設改良・管路新設等を行い下水再生水の供給余力を活用して導水STEP 2荒川の河川水を活用し、STEP1と合わせ浄化に必要な量を導水雨水流入対策下水道吐口からの雨水流入対策を講じることで、外濠の水質改善を推進おおむね5日で濠水を入れ替え、アオコの発生を抑制当面の間、外濠の暫定的な水質改善対策にも取り組むープロジェクトの推進に伴い、下流の日本橋川等の水質改善にも一定の効果を見込むの実施や多様な主体との協働に関する方策を検討2021年度末(見込み)2022年度ぶ、子供向け勉強会の実年次計画2023年度外濠浄化の取組2024年度

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