第3回 安全保障と防災 山田吉彦氏、番匠幸一郎氏、濱口和久氏
- 更新日
第3回 都庁マネジメント本部
日時
令和5年7月4日(火) 16:00~17:00
場所
都庁第一本庁舎6階ホール
出席者
知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、産業労働局長、危機管理監 ほか
議題
「安全保障と防災」
内容
外部有識者(東海大学海洋学部教授 山田吉彦氏、元陸上自衛隊西部方面総監・拓殖大学客員教授 番匠幸一郎氏及び拓殖大学大学院地方政治行政研究科特任教授 濱口和久氏)と議題について、講義及び意見交換を行った。
講義の概要
【講義テーマ】「安全保障と防災」
- 日本の領海及び排他的経済水域の1/3が東京の島を起点にした海。東京は世界的にも鉱物資源や水産資源にめぐまれた非常に魅力的な都市
- 防災対策として、災害対応の拠点を内地の外側にも設けることが有効だと考えらえる。
- 世界の安全保障の中心はインド太平洋に移りつつあり、地政学上、日本と日本の東端・南端を擁する東京は、国際安全保障上、非常に重要な位置にある。
- 危機管理や安全保障は、正常化バイアスに流されず、常に徹底して考え、しっかりと準備をすることが重要
- これからは自然災害だけではなく、CBRNE(シーバーン ※化学、生物、放射性物質、核、爆発物)災害も考えていかなければならない。
- 日本の核シェルターの設置率は非常に低いが、世界ではスイスのように法律でシェルターの設置が義務付けられている国もある。
記事ID:001-000-20231012-002054