Tokyo Tokyo FESTIVALの全体像・ねらい/生活文化局

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[はじめに]この記事についてご留意いただきたいこと:

  • 令和3年7~9月に東京都メディアセンターで国内外のメディア向けに行ったオンラインブリーフィングの内容を、ウェブ上で読みやすいように編集して記事にしたものです。
  • オンラインブリーフィングは日本語と英語の逐次通訳で行われました。そのため、スライドの中には英語のみで表記されているものもありますが、ご了承ください。
  • 内容はブリーフィング時点のものであり、現時点とは事業内容等が異なる場合がありますので、ご承知おき願います。

Tokyo Tokyo FESTIVALの全体像・ねらい

Tokyo Tokyo FESTIVALの全体像とねらいについて、ご説明します。

Tokyo Tokyo FESTIVALの全体像について

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オリンピック・パラリンピック競技大会は、スポーツだけでなく文化の祭典であると言われています。Tokyo Tokyo FESTIVAL(TTF)は、大会が開催される東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取り組みです。

 

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TTFは、4つのパートから構成されています。中でも中心となるのが、「大会を契機に実施するプログラム」です。

 

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「大会を契機に実施するプログラム」には、このようなプログラム群があります。今日はその中でも中核的なプログラムである「TTFスペシャル13」をご紹介します。

 

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TTFスペシャル13は、国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画の総称です。

これが、TTFスペシャル13の一覧です。

 

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「パビリオン・トウキョウ2021」について

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TTFスペシャル13のうちの一つ、「パビリオン・トウキョウ2021」をご紹介します。これは、世界各地で活躍する日本人建築家とアーティストの8名が、大会のメイン会場周辺に建物やオブジェを設置し、自由で新しい都市のランドスケープを提案するプロジェクトです。

そのうちのひとつ、茶室「五庵」のメイキング動画をご覧ください。

 

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動画は、今後全てのパビリオンを公開していく予定です。(動画はご覧いただけますが、パビリオンの公開は終了しています)

銭湯について

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続いて、日本の伝統である銭湯についてです。

 

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東京には銭湯が約500軒あり、江戸時代の初めに現在の銭湯の原型ができてから、400年にわたって日本人が親しんできた入浴文化を気軽に体験することができます。大きな浴槽「湯舟」に浸かって一日の疲れを癒し、心と身体をリラックスさせるとともに、隣人たちと語らう社交の場でもあります。

銭湯では、「ペンキ絵」と呼ばれる壁画も楽しめます。

 

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東京の銭湯を紹介する外国語のホームページもありますので、来日の際には、ぜひ銭湯に足を運んでみてください。

 

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TTFスペシャル13のプログラムの一つ「TOKYO SENTO Festival 2020」は、「銭湯」を舞台にしたプログラムです。

都内の銭湯のうち4カ所では、日本のアーティストが特別なペンキ絵をデザインし、職人であるペンキ絵師がその絵を再現しています。それらをご紹介します。

 

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これは、代々木八幡「八幡湯」の完成したペンキ絵と制作風景です。古代ヨーロッパに造詣の深い有名な日本の漫画家が、古代ギリシアの風景を描いた下絵を、ペンキ絵師が描いている風景です。

 

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このほかにも、吉祥寺の「弁天湯」、鶯谷「荻の湯」、銀座の「金春湯」で特別なペンキ絵が飾られています。(ペンキ絵の装飾は終了しています)

 

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Tokyo Tokyo FESTIVALは、他にもプログラムを展開しています。ぜひ注目してください。

※このブリーフィングは、2021年7月28日と8月25日に実施されました。

参考

記事ID:001-000-20231012-001944