第12回 臨海部のまちづくりについて

更新日

第12回 都庁マネジメント本部

日時

平成29年8月10日(木) 11:00~11:45

場所

都庁第一本庁舎7階小会議室

出席者

知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、環境局長、港湾局長 ほか

議題

臨海部のまちづくりについて

内容

様々な都市機能を担う臨海部について、まちづくりの経緯や、開発と保全の視点を踏まえた取組等について情報共有を図るとともに、まちづくりのあり方等について議論した。

議論の要旨

港湾局から臨海部の埋立や土地利用、臨海副都心のまちづくりの経緯と現状について、都市整備局から臨海部の広域交通基盤や、策定中の「都市づくりのグランドデザイン」における位置づけ等について説明。

主な意見等

  • 臨海部では埋立が本格化した昭和30年代以降、時代の情勢に応じた土地活用がなされてきた。現在、廃棄物処分場、港湾・物流施設、公園としての活用のほか、住・商・業など都市的利用のための開発も推進されている。
  • 臨海副都心のまちづくりは「第二次東京都長期計画」(昭和60年)を端緒とし、その後の景気変動等に応じた計画の見直しや財政の立直しなどを図ってきた。本地域の特徴は、2020年大会のレガシーや、水辺と緑といった立地、まとまった都有地の存在など、他に類のないポテンシャルを有すること。
  • 今後も、こうしたポテンシャルの活用、広域交通ネットワークや都心とのアクセスの強化、環境・防災の視点による取組等により、東京全体の機能と魅力の向上に貢献するまちとしていく。
  • これからの開発では、例えばスポーツ施設については大会等での利用だけでなく地域の住民も楽しむことができるものという視点が大切。また2020年大会後を見据えた臨海部の姿を具体的に描いていくことも必要ではないか。
記事ID:001-000-20231012-002005