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第5回 「スーパーシティ」構想と今後の東京について 竹中平蔵氏

更新日

第5回 都庁マネジメント本部

日時

平成30年10月29日(月) 15:45~16:45

場所

都庁第一本庁舎7階小会議室

出席者

知事、副知事、教育長、政策企画局長、総務局長、財務局長、環境局長、港湾局長 ほか

議題

「スーパーシティ」構想と今後の東京について

内容

外部有識者(慶応義塾大学名誉教授 竹中平蔵氏)を招き、「スーパーシティ」構想に関する講義と意見交換を行った。

講義の概要

【講義テーマ】「「スーパーシティ」構想と今後の東京」

  • 自動運転・自動走行は人口知能とビッグデータを使った「第4次産業革命」の象徴であり、道路や街のビックデータが必要なことから、第4次産業革命は、産業の概念だけではなく、空間や街の概念が必要である。
  • 「スーパーシティ」は、単に世界最先端の技術を実証する場では無く、第4次産業革命後の未来の社会、生活を包括的に実現するショーケースを目指すものである。
  • スーパーシティを構成する基本的な要素として、自動走行やキャッシュレスなどが考えられる。また、個人の情報をビッグデータとして活用することになるので、住民の同意をどのように取るかが課題となる。
  • エリアの選定にあたっては、住民の合意のとれやすさとトレードオフの関係にある。同時に、エリア選定におけるプロセスの透明化は重要である。
  • 域内の運営は、国・自治体・企業による「ミニ独立政府」のような主体が担うことを想定。加えて域内の全体設計を担う、一定の権限を有したアーキテクト(設計者)も必要ではないか。インフラ整備については、国の役割も重要となってくる。

意見交換等

「スーパーシティ」構想と、その展開に向けた課題や可能性などについて意見交換した。

記事ID:001-000-20231013-002954