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第2回 Mobility as a Service と都市の変革について 日高 洋祐氏

更新日

第2回 都庁マネジメント本部

日時

令和元年5月10日(金) 15:15~16:15

場所

都庁第一本庁舎7階小会議室

出席者

知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、財務局長、交通局長、オリンピック・パラリンピック準備局長、戦略政策情報推進本部長 ほか

議題

Mobility as a Serviceと都市の変革について

内容

外部有識者(株式会社 MaaS Tech Japan代表取締役社長CEO 日高 洋祐氏)を招き、Mobility as a Serviceと都市の変革について、講義と意見交換を行った。

講義の概要

【講義テーマ】「Mobility as a Service と都市の変革」

  • Mobility as a Service(MaaS)とは、利用者が多様なモビリティサービスに対して「1つのサービス」としてアクセスし、自由に選択できること。具体的には、統合サービス事業者が各種事業者の運行・料金情報を統合し利用者に提供するとともに、利用者の利用実績情報や支払いを一元化するモビリティサービスである。
  • 他国における事例として、フィンランドではスマホアプリにより月額固定の乗り放題パッケージを提供することで、自家用車を手放す行動変容に繋げる取り組みがなされている。また、移動経路をシェアしてまとまった移動を促進することや、環境にやさしい移動を行うと商品やクーポンと交換できるマイルを付与するアプリなどが出てきている。
  • MaaSを日本国内に実装することで、混雑や渋滞、人口減少問題など都市や地方それぞれが抱える社会課題や交通課題の解決する可能性がある。日本のMaaS実装レベルはヨーロッパなどに比べ遅れているが、単体の公共交通や自動車サービスのレベルは非常に高く、連携が促進されればグローバルでも主導権を取れる。その中では、データやサービス間の連携が非常に重要で、生活者と事業者の持つ情報をつなぐMaaSプラットフォームを効果的に構築できれば、新しい移動体験および新しい都市機能の実装が実現可能となる。

意見交換等

東京都におけるMaaS実装に向けた課題などについて意見交換した。

記事ID:001-000-20231013-002959