第1回 日本の家庭薬に国境なし! 藤井隆太氏

更新日

第1回 都庁マネジメント本部

日時

令和4年7月1日(金) 16:00~17:00

場所

都庁第一本庁舎7階中会議室

出席者

知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、福祉保健局長、健康危機管理担当局長 ほか

議題

「日本の家庭薬に国境なし!」

内容

外部有識者(株式会社龍角散 代表取締役社長 藤井隆太氏)を招き、老舗企業の経営革新、経営のグローバル化推進、セルフメディケーション等について、講義及び意見交換を行った。

講義の概要

【講義テーマ】「日本の家庭薬に国境なし!」

  • 国民の健康維持に長年貢献してきた「家庭薬」業界の企業連携により「規模の経済」「グローバル化」を推進 出入り自由のプロジェクト編成で業界を束ね、海外展示会などでも業界全体としてアピールに成功。
  • 数々の非関税障壁、異文化との衝突、コロナ禍など数多くの障害を乗り越え、海外でのインバウンド→共同販促→国内インバウンド→越境EC→一般貿易と新規市場への道を懸命に開拓。
  • 様々な戦略を具体化するためのオーケストラ型組織。指揮者が絶対的な権限と責任を持つ「トップ・ドゥーイング」がうまくいけば非常に洗練された組織となる。
  • 国家財政を圧迫する巨額な社会保障費、少子高齢化と医療の高度化により受給バランスが大きく崩れた国民皆保険制度をいかに次世代へ引き継いでいくか。限られた医療資源の有効活用を狙ったセルフメディケーションの推進が必要。

【意見交換等】

株式会社龍角散における経営の成功例を踏まえ、老舗企業でどのようにイノベーションを起こし歴史ある企業を活かしていくのかや、ECの活用法等について意見交換した。

記事ID:001-000-20231012-002047