第4回 これからの都市づくり エラン・ベン・ジョセフ氏
- 更新日
第4回 都庁マネジメント本部
日時
令和5年2月10日(金) 10:30~11:30
場所
都庁第一本庁舎6階ホール
出席者
知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、都市整備局長、住宅政策本部長、産業労働局長 ほか
議題
「これからの都市づくり」
内容
外部有識者(マサチューセッツ工科大学 エラン・ベン・ジョセフ教授)とオンラインで、「これからの都市づくり」に必要な視点やアプローチなどについて、講義及び意見交換を行った。
講義の概要
【講義テーマ】「これからの都市づくり」
- アメリカやヨーロッパでは産業が都市から失われてしまった。東京はそれを失わずして発展できるかもしれないが、10年後を考えた際にここで手を打っておく必要がある。
- どのように都市と、産業、住宅を組み合わせてつなぐかを考えることが重要。例えば、BMWのアセンブリラインの工場は、密接な協力、協同、近接性が、産業と住宅街との間にあり、非常に興味深い例である。
- ここ10年間で第四次産業革命が始まったと言われている。インターネット、クラウドコンピューティングなどにより、これまでの産業プロセスが変わってきた。働き方も変わってくる。コロナ禍により前提が変わってきた。
- 民間セクター、スタートアップ、FabLab、大学などとまちづくりとの統合も非常に重要である。また、学校を卒業したばかりの若い人たちが自分の手が届く範囲で活動できるような場所を提供することも重要
【意見交換等】
職住近接のゾーニングの課題など、まちづくりのコンセプトについて意見交換を行った。
記事ID:001-000-20231012-002050