第10回 海洋政策と第三期戦略的イノベーション創造プログラム 宮澤康一氏、石井正一氏
- 更新日
第10回 都庁マネジメント本部
日時
令和5年11月10日(金) 10:30~11:30
場所
都庁第一本庁舎6階ホール
出席者
知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、産業労働局長 ほか
議題
「海洋政策と第三期戦略的イノベーション創造プログラム」
内容
外部有識者(内閣府総合海洋政策推進事務局長 宮澤康一氏、内閣府戦略的イノベーション創造プログラムプログラムディレクター 石井正一氏)と議題について、講義及び意見交換を行った。
講義の概要
【講義テーマ】「海洋政策と第三期戦略的イノベーション創造プログラム」
- 日本の海洋政策は、海洋基本法及び海洋基本計画で定められており、その中で、経済安全保障に位置する取り組みとして、海洋資源開発を進めることとなっている。
- 東京の海域で確認されているレアアース泥については、将来の開発生産を念頭に、各府省連携の推進体制のもとで、資源量の精査および生産技術等の開発実証に向けた取り組みを行っている。
- この海域のレアアース泥はレアアースに富んでいる。鉱業法の改正が行われ、レアアースが鉱物の規定に加えられ、国による適正な管理のもとで最も適切な主体による鉱業権の設定の許可が与えられることになった。
- 戦略的イノベーション創造プログラムでは、国際的なレアアース供給の不安定化の情勢を踏まえながら、しっかりと技術的なステップを踏みながら開発を進めている。
- レアアースの開発は、これまで産業的規模になるのか疑問視されていたが、十分な埋蔵量があり、研究開発のステップを踏むことで、産業化の目標は達成できると考えている。
【意見交換等】
海底鉱物資源開発の実施に係る課題などについて、意見交換を行った。
記事ID:001-001-20240109-010420