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第13回 Spatial Planningの視座から東京の知的産業の空間戦略を解読する 後藤春彦氏、山村崇氏

更新日

第13回 都庁マネジメント本部

日時

令和5年12月26日(火) 11:00~12:00

場所

都庁第一本庁舎6階ホール

出席者

知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、財務局長、産業労働局長、スタートアップ・国際金融都市戦略室長 ほか

議題

「Spatial Planningの視座から東京の知的産業の空間戦略を解読する」

内容

外部有識者(早稲田大学副総長 後藤春彦氏、東京都立大学都市環境学部准教授 山村崇氏)と議題について、講義及び意見交換を行った。

 

講義の概要

【講義テーマ】「Spatial Planningの視座から東京の知的産業の空間戦略を解読する」

  • スペーシャルプランニングとは、旧来の土地利用、インフラ、施設整備、点線面による都市計画ではなく、「空間」上に経済的、社会的、文化的、環境的政策を統合し、戦略に基づいた包括的な開発プロジェクトを推進するもの。土地を分けるのではなく、有限な空間を分かち合うということを方法論としている。
  • 東京における具体的な空間戦略として、既存産業と新しい産業(テック)とをブリッジして両方を活性化させるクロステックの活用がある。東京は多様なオールドエコノミーの集積があり、クロステックの果たす役割が特に大きい。
  • クロステックには既存産業とテックとの両方の程よいアクセスが重要。イノベーションを育む小さなスケールで顔の見える信頼関係が築ける、概ね1平方キロ圏内のクラスターであるイノベーティブネイバフッドをたくさん作ることが重要
  • 東京にたくさんのイノベーションの芽が育ってきている。それらを丁寧に見つけて、周辺の産業とも相乗効果を狙いながら集中的にリソースを投下して育てていくことで、東京全体を元気にしていくことができる。

【意見交換等】

イノベーションの拠点づくりや、行政が果たすべき役割などについて、意見交換を行った。

記事ID:001-001-20240130-011142