第14回 首都の防災について 徳山日出男氏

更新日

第14回 都庁マネジメント本部

日時

令和6年1月5日(金) 14:45~15:30

場所

都庁第一本庁舎6階ホール

出席者

知事、副知事、教育長、東京都技監、政策企画局長、総務局長、財務局長、都市整備局長、危機管理監、道路監 ほか

議題

「首都の防災について」

内容

外部有識者(一般財団法人 国土技術研究センター理事長 徳山日出男氏)と議題について、講義及び意見交換を行った。

 

講義の概要

【講義テーマ】「首都の防災について」

  • 災害はいつ起こるかわからない。発生してから「まさか」と思ったら負け。自分ごととしてしっかり準備をして、「まさか」をなくしていかなければならない。
  • 首都直下地震は、マグニチュード7クラスが想定されている。このクラスの地震は20秒間しか揺れず、その20秒を生き残ることが優先順位の一番。そのときには共助も公助も間に合わないので、首都直下は自助が重要
  • 災害は休日に発生する可能性もあるが、その場合は初動が間違いなく遅れる。指揮権のある者がいることが重要であり、発災時は指揮者をすぐに本部に呼び寄せることが重要
  • 情報発信も重要である。発災時はできるだけ早く、先手で全体の大きな構図を発信することが重要。また、第三者の視点でSNSなどを分析して、行政の対応が世の中にどう見えているのかを分析することも重要

【意見交換等】

災害発生時の情報共有や具体的な対応などについて、意見交換を行った。

記事ID:001-001-20240130-011272