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  • 会社・組織名、役職、肩書等は全て出演当時のものです。

都知事からのウェルカムメッセージ(2021年7月21日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

動画

TMCチュートリアル(2021年7月22日配信)

スピーカー

梅田 弘美

東京都政策企画局政策調整部海外広報担当部長

講演概要

TMCサービスの利用方法について紹介します。

動画

知られざる東京ダイバーシティ(2021年7月23日配信)

スピーカー

画像:ロス・ローブリー氏

ロス・ローブリー氏

3i Consulting プリンシパル

ロス・ローブリーは、40年間にわたって日本に住み、働いてきました。金融業界でキャリアをスタートさせた後、PR業界に転身。ギャビン・アンダーソン&カンパニー(現クレアブ)を皮切りに、プラップジャパンでは専務取締役兼COOを務め、直近ではエデルマン・ジャパンの社長を歴任しました。
現在は、独立したコンサルタントとして活動する傍ら、ジャパンタイムズのサステナビリティに関するインタビューシリーズを担当している。また、同志社大学でアジアマーケティングの客員教授を務めるほか、メンタルヘルスや自殺防止NPO法人TELL(Tokyo English Life Line)の理事も務めている。

講演概要

ロス・ローブリーが初めて来日したのは1979年。それから40年間、彼は東京に住み、働いてきました。その間、東京は驚くほど多くの変化と進化を遂げてきました。しかし、ロスにとって最も印象的な変化は、東京に住む人々の多様性です。
40年前、東京では外国人はまだ珍しい存在でした。ロスを街で見かけると、小学生たちは「ハロー」と叫んで喜んでいました。外国人に興味津々な東京人たちは、おっかなびっくりブロック塀の陰から覗き見たものです。商店の店員でさえ、遠慮してなかなか近寄ろうとしませんでした。
東京はまだ文化的多様性のチャンピオンとは必ずしも言い切れません。しかし、この40年間で大きく変わったことは確かです。今年2021年に開催される東京オリンピックには、206の国と地域が参加します。東京の新宿区には、124カ国の人々が住んでいます。ロスは、東京の多様性が進化していく中で見てきた変化や課題について語ります。

動画

東京2020大会の意義と東京都の取組(2021年7月24日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

講演概要

7月23日、1年延期となった東京2020大会がついに開幕しました。東京はオリンピックを通じ、世界に何を伝え、次世代にどのようなレガシーを遺そうとしているのでしょうか。コロナ下で開催される今大会の意義及びオリンピックを通じた東京都の取組について、小池知事がお話しします。

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グローバルな政治都市-国際問題における都市の影響力とその意思決定の舞台(2021年7月25日配信)

スピーカー

画像:ケント・カルダー氏

ケント・カルダー氏

ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院 学長代行、同大学院ライシャワー東アジア研究センター長

ハーバード大学大学院修士課程及び博士課程を修了。1979年ハーバード大学日米関係プログラムの初代事務局長を務めた。米国戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長、駐日米国大使特別補佐官などを歴任。その間プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン政治大学院で20年間教鞭を執った。2003年よりジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院教授、同大学院ライシャワー東アジア研究センター長。2017年より同大学院副学長、2021年7月1日に同大学院学長代行に就任した。2014年に米国における日本研究の発展及び相互理解の促進に寄与した功績が認められ,旭日中綬章を受章。また、数多くの著書を執筆しているが「Super Continent :The Logic of Eurasian Integration」は、英国ファイナンシャルタイムス紙の2019年政治経済部門のベスト書籍の一冊に選ばれた。近著は「Global Political Cities: Actors and Arenas of Influence in International Affairs」(2021年1月Brookings Institution Press)。

講演概要

古代ギリシャ時代以前から、都市は人間社会にとって「理想的な集合体」と見なされてきた。17世紀に入ってからの悲劇的な三十年戦争までの間、長き歴史にわたって、都市は見事に機能し、その役割を果たしていた。国民国家の支配とその多種多様なガバナンスのレガシーが400年近く続いてきた今、未来に起こりうる難題に対処する上で、都市の影響力と意思決定の舞台としての都市の役割を改めて再考する時が来ている。
都市は影響力を持つ主体(アクター)として、そして意思決定の舞台(アリーナ)という二つの重要な側面を持つ。そのひとつ、アクターとして挙げられるのが、マイケル・ブルームバーグ、ボリス・ジョンソン、小池百合子、マウリシオ・マクリ、故朴元淳(パク・ウォンス)など大都市のリーダーたちの存在であろう。また、シンクタンク、NGO、都市間協力また専門学術研究の影響力の高まりにより、アリーナの側面も持つグローバル都市は将来の政策アジェンダを再形成するネットワーク構築の場でもある。 環境、交通、公衆衛生、および公安は、政策アクターとしての都市の役割として、将来、特に期待できる分野であるが、最近の悲劇は公衆衛生が世界の都市、さらには財政的に豊かな都市にでさえも困難な課題をもたらす可能性があることを知らしめることとなった。COVID-19のようなパンデミックに備えた緊急時の対応計画は、今後のグローバル都市にとって政策の優先事項であるはずだ。

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1964大会と2020大会 2度の東京オリンピック・パラリンピックの意義-包摂社会に向けて(2021年7月26日配信)

スピーカー

画像:ケント・カルダー氏

ロイ・トミザワ氏

スポーツジャーナリスト

ロイ・トミザワ。スポーツジャーナリスト。NY出身の日系3世。米国・ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外の地元紙『ガネット』の元記者。ペンシルベニア州新聞社協会から調査報道で表彰を受けた経験も持つ。近著には『1964 -- 日本が最高に輝いた年 敗戦から奇跡の復興を遂げた日本を映し出す東京オリンピック』がある。ロイは、リーダーシップと人材開発のコンサルタントのプロフェッショナルでもあり、マイクロソフト、DBS銀行、モルガン・スタンレー、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングなど、アジアで30年以上の経験を持つ。東京在住。

講演概要

ロイ・トミザワが1歳の誕生日を迎えたのは、1964年の東京オリンピック開会式の日でした。その日、ロイの父親は、NBCニュースのクルーとして東京で、オリンピックを全米に向けて放映していました。ロイは物心ついた頃からオリンピックの大ファンで、2013年に東京が2020年オリンピック開催地に決定した翌年、1964年のオリンピック、パラリンピックを記録した英語の本を探しました。しかし、見つけることができませんでした。元新聞記者の彼は、自らの1964年大会の記録を本にすることを決意しました。4年間かけて、1964年大会に参加したオリンピアン、パラリピアン、関係者75人以上にインタビューし、調査を重ね、『1964 -- 日本が最高に輝いた年 敗戦から奇跡の復興を遂げた日本を映し出す東京オリンピック』を英語、日本語で出版しました。

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東京まちづくりの潮流:これまでとこれから(2021年7月27日配信)

スピーカー

画像:岸井 隆幸氏

岸井 隆幸氏

日本大学理工学部土木工学科 特任教授/(一財)計量計画研究所 代表理事

都市計画の専門家。建設省(現在の国土交通省)で実務を経験したのち、1992年日本大学理工学部土木工学科へ、1998年より教授、2018年より現職、博士(工学)。
2017年より(一財)計量計画研究所代表理事。
(公社)日本都市計画学会会長、東京都景観審議会会長、同都市計画審議会都市づくり調査特別委員会委員長などを歴任。
現在、千代田区都市計画審議会会長の他、大丸有(OMY)・渋谷・品川など東京各地の都市開発プロジェクトのアドバイザーを務める。
「東京の都市づくり通史(東京都都市づくり公社、2019/編纂委員長)」、「東京150プロジェクト(新建築社、2015/編著)」など東京関連の著書多数。

講演概要

以下のような内容で、これまでの「東京の都市づくりの歩み」を振り替えるとともに、2020大会後の「これからの東京」を解説する。
1) 東京の原型(江戸という大都市)
2) 江戸から近代東京への変化
3) 関東大震災とそこからの復興
4) 戦争の時代と戦災復興
5) 高度成長期の急激な成長と拡大
6) 1964オリンピックと東京の都市基盤整備
7) 東京2020大会とその先の東京について
特に、最後に今動いている様々な都市開発プロジェクト(大丸有・日本橋・六本木・渋谷・新宿・品川などにおける大規模都市再開発や首都高速道路の地下化、臨海部の変貌など)を紹介し、これから東京がどのような方向へ向かおうとしているのか、について解説する。
世界屈指の大都市東京が、TOD(Transit Oriented Development)の考え方に基づき形成されてきた背景、現在の東京の見どころ、2020大会以降のこれからの姿、を知りたい人には役に立つ内容である。

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「『未来の東京』戦略」と東京ベイeSGプロジェクト(2021年7月28日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

講演概要

東京都は、地球規模の大きな課題に果敢に挑戦し、持続可能な都市・東京を創り上げていくための羅針盤として、本年3月「『未来の東京』戦略」を公表しました。それをリードするシンボルプロジェクトが「東京ベイeSGプロジェクト」です。未来の東京はどのような都市になるのでしょうか。東京の目指す姿について、東京のベイエリアを舞台に、小池知事が説明します。
具体的なトピックとしては下記の内容を含む予定です。

  • 「未来の東京」戦略
  • 渋沢栄一と後藤新平
  • 「循環型社会」江戸から受け継いだ伝統
  • 最先端デジタルテクノロジーの実装
  • 新たな公共交通モデルの構築

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日本古来の文化をみなおし、未来を紡ぐ「リシンク」(2021年7月29日配信)

スピーカー

画像:舘鼻 則孝氏

舘鼻 則孝氏

現代美術家

1985年東京生まれ。東京藝術大学の卒業制作で江戸時代の花魁の高下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」を制作。この試みが、米国のアーティストであるレディー・ガガの目に留まる。
「リシンク」を創作活動の概念に掲げ、日本文化のコンテクストを再創造する作品群は世界的に高く評価。今まで花魁、人形浄瑠璃文楽、刀剣、日本人の死生観といった伝統的価値観に、現代的な意味を付与することで今の時代に表現する試みを続けてきた。その作品は、米国メトロポリタン美術館、英国ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。
「江戸東京きらりプロジェクト」の推進委員も務める。

講演概要

古くから受け継がれる伝統と革新を続ける最先端のカルチャー、その2つが共存し、新たな価値をエネルギッシュに生み出す東京において、どんなにすばらしい文化、伝統であっても、国内外で認知され、普及しなければ、廃れていってしまうのも事実
東京には、江戸時代から100年以上続く「老舗」が3千社以上も存在する。そこにはさまざまな技、文化、そして伝統が息づいている。
時代は変わってもかわるべきでないもの、時代が変わるからこそ変わるべきものを見極め、「新しいことにチャレンジすることが、未来の伝統になる」という想いで、一人のアーティストとして取り組んできた。
また、新しいチャレンジをすることによって生まれてくる新しい価値観はたくさんあると思う。新しいことは最初から認められることではないと思うが、それにチャレンジする人がいなくなってしまうと何も前に進まなくなってしまう。
そういったことが受け入れられ認められる世の中を創るとともに、自分は常にトップランナーとして走り続け、次の100年に生きる新しい伝統を創り、その素晴らしい魅力を伝えていきたい。

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Old meets New- 東京の息吹を芸術文化の伝承に見る(2021年7月31日配信)

スピーカー

画像:ロバート キャンベル氏

ロバート キャンベル氏

早稲田大学特命教授

ニューヨーク市出身。日本文学研究者。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。YouTubeチャンネル「キャンベルの四の五のYOUチャンネル」では毎週日曜と火曜日に新作動画を発信中。

講演概要

高層ビルが立ち並ぶ都心でも、皇居のお堀や戦火をかいくぐった建築物など、至るところで歴史ある景観に出会うことができます。また、東京は埋め立てにより拡張を続け、自然災害を乗り越えて、復興を続けてきた街でもあります。しかも、その復興は単なる再建ともスクラップ&ビルドとも違う、独自の文化を創り出しました。
講演では、災害からの復興により現代的な街並みへと変化する東京の街の姿を振り返りながら、その原動力となる東京の息吹を独自の芸術文化から探ります。

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人類の未来のための研究(2021年8月1日配信)

スピーカー

画像:北野 宏明氏

北野 宏明氏

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
ソニー株式会社 常務
株式会社ソニーAI CEO

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長。ソニー株式会社 常務。株式会社Sony AI CEO。特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構 会長。学校法人沖縄科学技術大学院大学 教授。ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデント。国際人工知能学会(IJCAI)会長(2009-2011)。The World Economic Forum(世界経済フォーラム)AI & Robotics Council委員(2016-2018)、Quantum Computing Council委員(2019-2020)。The Computers and Thought Award (1993)、 Prix Ars Electronica (2000)、日本文化デザイン賞(日本文化デザインフォーラム)(2001)、ネイチャーメンター賞中堅キャリア賞(2009)受賞。ベネツィア・建築ビエンナーレ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)等で招待展示行う。

講演概要

研究をすることは、未来を切り開いていくことです。そしてその未来は、各々の研究者のイマジネーションの中に存在しています。1988年に設立されたソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は、とてつもないイマジネーションをもつ研究者をサポートしていくことで、想像を超える未来を作ることに貢献する研究所です。当日は「人類の未来のための研究」を行うと宣言しているソニーCSLの活動や2020年4月、人工知能(AI)の基礎的な研究開発を推進するために設立した新組織「ソニー AI」の紹介を通し、研究の未来についてお話します。

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Sustainable Transformation in Tokyo(2021年8月2日配信)

スピーカー

画像:宮坂 学氏

宮坂 学氏

東京都副知事

宮坂学は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる東京版Society 5.0「スマート東京」の実現に向け、デジタルに関連する様々な施策を推進しています。
宮坂はIT大手・ヤフー株式会社に20年以上勤務し、会長職を務めるなど、企業経営者として経験を積みました。ヤフー退社後、2019年7月に東京都参与に就任し、世界最高のモバイルインターネット網の建設を目標とする「TOKYO Data Highway基本戦略」を打ち出しました。同年9月、民間から12年ぶりとなる副知事に起用されて以降は、さらに精力的にプロジェクトの推進に取り組んでいます。
また、世界・アジアの金融ハブとしての「国際金融都市・東京」の実現に関する施策を担当し、世界中の金融系企業・人材の誘致、資産運用業やFintech産業の育成、グリーンファイナンスの活性化に向けた戦略の検討などに取り組んでいます。

講演概要

研究をすることは、未来を切り開いていくことです。そしてその未来は、各々の研究者のイマジネーションの中に存在しています。1988年に設立されたソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は、とてつもないイマジネーションをもつ研究者をサポートしていくことで、想像を超える未来を作ることに貢献する研究所です。当日は「人類の未来のための研究」を行うと宣言しているソニーCSLの活動や2020年4月、人工知能(AI)の基礎的な研究開発を推進するために設立した新組織「ソニー AI」の紹介を通し、研究の未来についてお話します。

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チーム日本のリーダー・東京(2021年8月3日配信)

スピーカー

画像:星野 佳路氏

星野 佳路氏

星野リゾート代表

1960年長野県軽井沢生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、米国コーネル大学ホテル経営大学院修士を修了。帰国後、91年に先代の跡を継いで星野温泉旅館(現星野リゾート)代表に就任。以後、経営破綻したリゾートホテルや温泉旅館の再生に取り組みつつ、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」などの施設を運営する"リゾートの革命児"。2003年には国土交通省の観光カリスマに選出された。

講演概要

現在の日本のインバウンド観光市場を見ると東京などの都市部と地方では大きな差が生まれています。アジアにおける有名な観光都市を見てみると、観光客はその都市のみの観光をすることはあっても、周りの地域、つまり地方を周遊観光をすることはほぼありません。その有名な観光都市の中でも東京は唯一周遊観光ができる特別な場所であると言えます。この周遊観光は地方のみならず、東京という場所にとってもプラスであり、東京の観光の力をさらに強めていきます。ポストコロナのフェーズにおいて、東京は各国からの観光客のゲートウェイとして、強いてはチーム日本のリーダーとして牽引していってもらいたい。その思いをこのTMCトークを通じて世界各国・日本国内に発信をしたいと思います。

動画

ゼロエミッション東京:都市の行動こそが重要(2021年8月4日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

講演概要

気候危機は一層深刻となり、世界は脱炭素化の推進により持続可能な社会の実現に向けた動きを加速させています。東京都も世界の大都市の責務として、コロナ禍からの持続可能な回復「サステナブル・リカバリー」の視点に立ち、気候危機に立ち向かう行動を加速させる必要があります。東京都の取組について、小池知事が説明します。
具体的なトピックとしては下記の内容を含む予定です。

  • メダル、表彰台のプロジェクト
  • ゼロエミッション東京
  • カーボンハーフ
  • 水素エネルギーの活用
  • 都市型キャップ&トレード制度
  • ゼロエミッションビークルの普及促進
  • グリーン・ファイナンス
  • カーボン・オフセットの取組

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世界をリードする「国際金融都市・東京」の実現に向けて(2021年8月5日配信)

スピーカー

画像:中曽 宏氏

中曽 宏氏

東京国際金融機構(FinCity.Tokyo) 会長

1978年東京大学経済学部卒、日本銀行入行。国際決済銀行(BIS)出向、2003年金融市場局長などを経て、2008年理事、2013年副総裁。日本銀行での39年間、主に金融システムとグローバル金融市場の危機管理や量的緩和政策の出口政策を指揮。2018年同行退職、株式会社大和総研理事長。2019年4月一般社団法人東京国際金融機構(FinCity.Tokyo)会長。

講演概要

気候危機は一層深刻となり、世界は脱炭素化の推進により持続可能な社会の実現に向けた動きを加速させています。東京都も世界の大都市の責務として、コロナ禍からの持続可能な回復「サステナブル・リカバリー」の視点に立ち、気候危機に立ち向かう行動を加速させる必要があります。東京都の取組について、小池知事が説明します。
具体的なトピックとしては下記の内容を含む予定です。

  • メダル、表彰台のプロジェクト
  • ゼロエミッション東京
  • カーボンハーフ
  • 水素エネルギーの活用
  • 都市型キャップ&トレード制度
  • ゼロエミッションビークルの普及促進
  • グリーン・ファイナンス
  • カーボン・オフセットの取組

動画

オリンピアンが考える東京2020&ビヨンド(2021年8月8日配信)

スピーカー

画像:井本 直歩子氏

井本 直歩子氏

オリンピアン

3歳から水泳を始め、14歳で1990年広島アジア大会選手団最年少出場を果たし、50m自由形3位。1996年、アトランタオリンピック 4×200mリレー4位入賞。五輪後、渡米し、サザンメソジスト大卒業。2000年シドニー五輪選考会後、競技引退。慶應義塾大学卒業。英・マンチェスター大学大学院紛争復興支援修了後、2003年よりJICA(独立行政法人 国際協力機構)シエラレオネ、ルワンダの紛争復興支援に従事。2007年から国連児童基金(ユニセフ)の職員としてスリランカ、ハイチ、マリ等で紛争・災害化の教育支援に従事。今年に入りユニセフを休職し、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会ジェンダー平等推進チームアドバイザーに就任。今年に入り、一般社団法人 SDGs in Sports を立ち上げ、アスリートやスポーツ界関係者の勉強会を開催している。

講演概要

競泳オリンピアンであり、東京2020ジェンダー平等推進チームアドバイザー、ユニセフ教育専門官(休職中)である井本直歩子氏が、日本人にとってのコロナ禍で開催されるオリンピック・パラリンピックの意義、また難民選手団含む発展途上国のアスリートにとってのオリンピック・パラリンピックの位置づけについてお話します。

動画

TMCチュートリアル II(2021年8月23日配信)

スピーカー

梅田 弘美

東京都政策企画局政策調整部海外広報担当部長

講演概要

東京都メディアセンター(TMC)は、東京2020大会において取材活動を行う国内外メディアを支援するために東京都が提供するオンラインサービス・取材拠点です。大会関連情報のほか、開催都市東京の情報を発信していきます。東京2020大会組織委員会が東京ビッグサイトに設置するメインプレスセンター(Main Press Centre、MPC)や国際放送センター(International Broadcast Centre、IBC)とは別の取材拠点です。このセッションでは、TMCが提供するサービスについて解説します。

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東京都立大学プレミアム・カレッジ:生涯学び続けることでシニアライフを豊かに(2021年8月24日配信)

スピーカー

画像:大橋 隆哉氏

大橋 隆哉氏

東京都立大学 学長

東京都立大学学長。1981年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)、その後レスター大学(英国)研究員、東京大学助手を務め、1992年東京都立大学理学部助教授、1998年同教授、2005年から首都大学東京教授。2017年から2年間、同大学の国際化担当副学長を務め、2019年から特任教授、2021年4月から東京都立大学学長を務める。専門分野は宇宙物理学・X線天文学。学外では日本天文学会理事、日本物理学会理事等を歴任。1981年「はくちょう」衛星観測チームの一員として朝日賞受賞。

講演概要

我が国の人口の高齢化は、世界と比較して急速に進行している。高齢化対策は、世界全体で取り組むSDGsの中でも各所に盛り込まれ、行政や企業、大学など関連機関が一丸となって取り組まなければならない。従来の高齢者の枠を超え、シニアが積極的に地域活動に携わる事が、東京ひいては日本をさらに発展させる上で大変重要となる。このような経緯から、本学は、50歳以上を対象に、2019年4月に東京都立大学プレミアム・カレッジを開講し、最長4年間、新たな学びと交流の場を提供している。「首都・東京をフィールドに学ぶ」をテーマに、40以上の科目を自由に選択し、幅広く学ぶことができる。カレッジでの学びによりステップアップしたシニアへは、卒業後、自分の住む街での課題解決や地域活動への貢献を期待する。東京都が設置する唯一の総合大学として、世界トップレベルの研究推進や世界で活躍できる人材の育成・輩出など、世界的な課題を解決する「新しい知を生み出す大学」を目指すとともに、シニアが明るい東京の未来を切り拓く一員として輝けるよう、社会貢献や地域貢献にも引き続き大学として取り組んでいく。

動画

東京2020パラリンピック競技大会の意義と東京都の取組(2021年8月25日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

講演概要

8月24日、東京2020パラリンピックがついに開幕します。夏季大会としては世界で初めて2度目の開催都市となる東京は世界に何を伝え、どのような未来を描き、いかなるレガシーを次世代に伝えようとしているのでしょうか。パラリンピックへの強い思いを抱いてきた小池知事が、今大会の意義及びパラリンピックを通じた東京都の取組についてお話しします。

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アスリートのゾーン体験 ~パラリンピックを競技として楽しむために~(2021年8月26日配信)

スピーカー

画像:為末 大氏

為末 大氏

Deportare Partners代表/元陸上選手

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年8月現在)。現在は執筆活動、会社経営を行う。Deportare Partners代表。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。Youtube為末大学(Tamesue Academy)を運営。国連ユニタール親善大使。主な著作に『Winning Alone』『走る哲学』『諦める力』など。

講演概要

いよいよパラリンピックが始まります。パラリンピアンは障害者であると同時に、違う能力を際立たせている存在でもあります。例えば、ブラインドサッカーのアスリートは、目の代わりに空間を把握する能力を卓越させることでスムーズにプレイしています。義足のアスリートは、本来片足では片脳しか使用しないはずが右脳と左脳の両方を稼働させ義足側の足をコントロールしています。パラリンピアンは人類の可能性を見せてくれる存在と言えます。
東京2020パラリンピックを、純粋に「世界最高レベルの競技」として楽しんでいただくために、「パラリンピックの可能性」についてお話しします。私たち人類が大切にすべき価値観についても考えたいと思います。

動画

Z世代が感じている日本のリアル(2021年8月28日配信)

スピーカー

画像:長谷川 ミラ氏

長谷川 ミラ氏

モデル

南アフリカと日本のミックス 東京生まれ Z世代
2017年NetflixテラスハウスALOHA STATE出演。同年ALL GENDER向けの自身のブランドを立ち上げ、その後ロンドンの名門美大(セントラル・セント・マーチンズ)に入学。モデルとして雑誌やTVだけでなく、自身のバックボーンやブランド、社会問題などを自由に発信し"私"を表現する、新世代を担うオピニオンリーダー。またファッション×社会問題オンラインコミュニティMiMoTokyo代表。J-WAVE「START LINE」(毎週金曜16:30~)にナビゲーターを務めている。

講演概要

エコ大国とも言われているイギリスで生活していたことを"きっかけ"に、環境問題をはじめジェンダー問題や社会問題について深く考えるようになりました。
日本に帰国してから、サステイナビリティの重要性を訴える声があふれる現在も、遠い未来の話だと楽観視する若者が多い中、どうすれば日本に住んでいる同世代がこういった"きっかけ"を得ることができるのか、そもそもなぜ今まで"きっかけ"が与えられなかったのか...その責任は教育なのか、政治なのか、あるいは企業なのか。誰かのせいにしているばかりでは何事も進まない。そういった中で私たちが"今"それぞれできること、やるべきこととはなんなのか、一人一人の持っている力の大きさと可能性についてを繰り広げていければと思います。
"もっと気楽に少しだけ自己中にHAPPYに"をテーマに生きている、Z世代モデルが感じている日本の社会のリアルな疑問について繰り広げていきます。今回の講演を通して少しでも視野が広がって、人生がよりよい方向に進む方がいたら嬉しいです。

動画

女性のリーダーシップとエンパワーメント ~世界120位からの挑戦(2021年8月29日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

画像:キャシー 松井氏

キャシー 松井氏

MPower Partnersゼネラル・パートナー

ゴールドマン・サックス証券会社、元日本副会⻑およびチーフ日本株ストラテジスト。1999年に提唱した「ウーマノミクス」の概念はその後広く世界に浸透し、日本政府も女性活躍推進を経済成⻑戦略として打ち上げるに至った。多様性、コーポレートガバナンスと持続可能性を経済合理性の観点から分析し、多くの企業や投資家に影響を与えている。2020年に『女性社員の育て方、教えます』を出版。ハーバード大学、ジョンズホプキンズ大学院卒。

画像:村上 由美子氏

村上 由美子氏

MPower Partnersゼネラル・パートナー

OECD(経済協力開発機構)東京センター元所⻑。内閣府、経産省、外務省など多くの審議会で委員を歴任。2016年に上梓した『武器としての人口減社会』はアマゾン経済書部門にてベストセラーとなる。OECD以前は、主にニューヨークおよびロンドンのゴールドマン・サックス証券会社のマネージメント・ディレクターとして約20年間勤務。カンボジアの国連平和維持軍や、東カリブ海地域の経済開発援助にも携わった。上智大学、スタンフォード大学院、ハーバード大学院卒。

講演概要

近年、ジェンダー平等を含むダイバーシティや人権、SDGsへの取組などが会社や取引先を決める大きな判断基準になってきました。金融や投資でも、世界では投資判断に財務諸表だけではなく、ESG要素を組み入れる流れが日本国内でも加速しています。また、少子高齢化社会の日本において女性活躍が社会、経済の活性化にも不可欠と認識されているものの、世界経済フォーラムが毎年発表する「ジェンダーギャップ指数」の国際比較において、2021年も日本の順位はG7で最下位、156か国中120位でした。女性初の東京都知事に就任し、都政においても様々なジェンダー施策を実施してきた小池百合子知事と、国際機関、金融アナリストの立場から長年日本、世界のジェンダー問題に取り組み、2021年には日本からグローバル市場を目指すスタートアップを支援するため、ESG重視のベンチャー・キャピタル(ファンド総額約1億5000万ドル)を起業した村上由美子氏(前OECD東京センター所長)、キャシー松井氏(前ゴールドマン・サックス証券会社日本副会⻑)がジェンダー平等な社会実現に向けて対談をします。
"もっと気楽に少しだけ自己中にHAPPYに"をテーマに生きている、Z世代モデルが感じている日本の社会のリアルな疑問について繰り広げていきます。今回の講演を通して少しでも視野が広がって、人生がよりよい方向に進む方がいたら嬉しいです。

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アクセシブル東京(2021年8月30日配信)

スピーカー

画像:グリズデイル バリージョシュア氏

グリズデイル バリージョシュア氏

アクセシブルジャパン ファウンダー

カナダ生まれ。四肢まひ性・脳性小児まひにより、車いす生活。高校卒業時に父親と一緒に日本に約1か月滞在。平成19年に来日し、平成28年に日本国籍を取得。都内で生活しながら、高齢者施設で勤務しアゼリーグループのホームページのWebマスターとして活躍しつつ、海外の障害者に向けた日本観光の英語情報サイト(ACCESSIBLE JAPAN)を運営するほか、これまでの知識・経験を生かし、国や自治体、企業が行うシンポジウムや講演会に参加する等、活躍中である。

講演概要

世界で障害を有する人口は約15%(約11億人)であるが、彼らの旅行の意義はしばしば見落される。だが、例えば英国における障害者を含む旅行者の割合は全体の2割、その旅行消費額は年間120億ポンド以上(約1.8兆円)であり、誰もが気兼ねなく参加できるユニバーサルツーリズムは未開発の市場といえる。日本でのユニバーサルツーリズムの現在の課題と発展の可能性について述べる。

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eスポーツと東京の未来(2021年8月31日配信)

スピーカー

画像:筧 誠一郎氏

筧 誠一郎氏

東京都eスポーツ連合会長

1960年、東京生まれ。成城大学法学部卒業。
1983年、電通に入社し、主に音楽・ゲームを中心としたエンタテインメント事業に従事。2006年にeスポーツの存在を知り、その可能性について全国の企業・大学・官公庁などで講演。2010年、電通を退社し、様々なeスポーツイベントやeスポーツ施設、eスポーツテレビ番組のプロデュース、eスポーツの事業化を考える企業のコンサルティングを行う。2020年より中央大学、尚美学園大学にて「eスポーツ概論」を教える。著書に『eスポーツ地方創生』(白夜書房)ほか。

講演概要

日本では2018年に「eスポーツ元年」と言われるムーブメントが起きました。それまで東京の秋葉原を中心としたサブカルチャーの1つと言われてきたeスポーツが一気にメジャーシーンに躍り出ました。渋谷、池袋などにもeスポーツ施設がオープンしました。東京都内の様々な高等学校や専門学校に「eスポーツ学科」が開設されて多くの学生がeスポーツの上級テクニックを学んだり、実況・配信の技術を学んだりeスポーツのイベント運営を学んだりしています。2019年にはeスポーツの競技大会と関連産業展示会からなる東京都主催の「東京eスポーツフェスタ」という大型イベントが開催されました。そうした動きの先に見える東京とeスポーツの未来像はどんどん拡大していくと思われます。様々な文化、スポーツシーン、企業、教育etc・・・。ジェネレーションZを中心に圧倒的な人気を誇るeスポーツが東京を覆っていく姿を余すことなくお話したいと思います。

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水害に強い東京に向けた分野横断的取り組み(2021年9月1日配信)

スピーカー

画像:大原 美保氏

大原 美保氏

国立研究開発法人 土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM) 主任研究員
政策研究大学院大学 防災学プログラム 連携教授

専門は災害リスク評価・マネジメント。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程・博士課程で学んだ後、博士号(工学)を取得。東京大学生産技術研究所及び東京大学総合防災情報研究センター准教授を経て、2014年に国立研究開発法人 土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)主任研究員に着任し、国内外の災害リスク評価の研究に携わる。また、政策研究大学院大学防災学プログラム連携教授として、行政職員の教育・研修等にも従事。中央防災会議委員、内閣府 政府業務継続に関する評価等有識者会議、内閣府 防災スペシャリスト養成企画検討会委員、文部科学省 科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会防災科学技術委員会、日本学術会議連携会員等にも従事している。

講演概要

多くの大都市が河口のデルタ地帯に立地しており、水害に強い都市づくりは世界共通の課題と言える。東京都は人口約1,400万人の巨大都市であるが、海抜ゼロメートル地帯を含む荒川・多摩川下流域の低平地を有しており、水害対策は重要な課題の一つである。特に、近年の観測記録からは、短時間での豪雨の頻度や1日あたりの降雨量の増加傾向が確認されており、気候変動下での更なる水害リスクの増大が懸念されている。
どのような水害対策が行われているかを目にする機会は少ないかもしれないが、東京の首都機能を守るため、多様な水害対策が行われている。本講演では、東京において想定されている水害リスクと多重防御の対策を解説するとともに、令和元年に発生した東日本台風災害で発揮された水害対策の効果についても紹介する。
2011年に発生した東日本大震災は東北地方に甚大な被害をもたらし、想定を超える規模での災害への備えの重要性を認識させた。この災害以降、「想定外を無くす」ための取り組みとして、日本では、施設の計画規模を超える最大規模の災害も想定し、対策を行っている。特に、東京のゼロメートル地帯で最大規模の水害が発生した場合には、浸水が広く広がり、広域への避難が必要となる。本講演においては、想定される最大規模の災害に対応した地方自治体・関係機関との分野横断的な連携の取り組みについても紹介する。

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よりアクセシブルで自由な国際都市東京の実現に向けて:私の思いと期待(2021年9月2日配信)

スピーカー

画像:アブディン モハメド氏

アブディン モハメド氏

参天製薬株式会社 企画本部CSR室
特定非営利活動法人スーダン障害者教育支援の会(CAPEDS) 代表理事
東洋大学国際共生社会研究センター 客員研究員

現在、参天製薬株式会社企画本部CSR室に勤務
生まれたときから弱視で、12歳のときに視力を失う。19歳のとき来日、東京外国語大学に入学。同大学の特任助教を経て、学習院大学法学部政治学科特別客員教授に就任
2020年、Santenに入社し、視覚障がい者の立場からDE&Iを推進。
NPO法人スーダン障碍者教育支援の会の代表理事を務め、母国の視覚障碍者の教育支援活動を十数年継続するほか、東京都多文化共生推進委員会の委員を務める。
東洋大学国際社会共生研究センター客員研究員として研究も継続している。

講演概要

多くの大都市が河口のデルタ地帯に立地しており、水害に強い都市づくりは世界共通の課題と言える。東京都は人口約1,400万人の巨大都市であるが、海抜ゼロメートル地帯を含む荒川・多摩川下流域の低平地を有しており、水害対策は重要な課題の一つである。特に、近年の観測記録からは、短時間での豪雨の頻度や1日あたりの降雨量の増加傾向が確認されており、気候変動下での更なる水害リスクの増大が懸念されている。
どのような水害対策が行われているかを目にする機会は少ないかもしれないが、東京の首都機能を守るため、多様な水害対策が行われている。本講演では、東京において想定されている水害リスクと多重防御の対策を解説するとともに、令和元年に発生した東日本台風災害で発揮された水害対策の効果についても紹介する。
2011年に発生した東日本大震災は東北地方に甚大な被害をもたらし、想定を超える規模での災害への備えの重要性を認識させた。この災害以降、「想定外を無くす」ための取り組みとして、日本では、施設の計画規模を超える最大規模の災害も想定し、対策を行っている。特に、東京のゼロメートル地帯で最大規模の水害が発生した場合には、浸水が広く広がり、広域への避難が必要となる。本講演においては、想定される最大規模の災害に対応した地方自治体・関係機関との分野横断的な連携の取り組みについても紹介する。

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LGBTQの視点からみるD&I ~東京の現状・課題・未来~(2021年9月3日配信)

スピーカー

画像:杉山 文野氏

杉山 文野氏

NPO法人東京レインボープライド共同代表理事
JOC理事
渋谷区男女平等・多様性社会推進委員

1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。トランスジェンダー。早稲田大学大学院修了。2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。日本最大のLGBTQプライドパレードであるNPO法人東京レインボープライド共同代表理事や、日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わる。現在は2児の父として子育てにも奮闘中。
2021年6月から公益社団法人 日本フェンシング協会理事、日本オリンピック委員会(JOC)理事に就任。

講演概要

東京で生まれ育ったトランスジェンダーのいち当事者として、また社会活動家として、自身の体験や制度的な課題と今後についてお話しいたします。

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「優しい日本とレガシー」(2021年9月4日配信)

スピーカー

画像:マリ・クリスティーヌ氏

マリ・クリスティーヌ氏

異文化コミュニケーター

4歳まで日本で暮らし、その後父親の仕事に伴いドイツ、アメリカ、イラン、タイ等諸外国で生活。1970年単身帰国。上智大学国際学部比較文化学科卒。大学在学中に芸能活動を開始。数か国語に精通し国際会議、オーケストラコンサ-トなどの司会、多数のテレビ・ラジオ番組出演、講演活動を行い、異文化のパイプ役を務める。

講演概要

コロナの影響で東京(日本)を観光し楽しんでもらえていないことが残念です。
私は海外の友人が来日した時は下町をめぐり、江戸(東京)を楽しんでもらいます。
江戸から現在の東京まで、多くの緑がのこされていてメイン会場の新国立競技場のまわりも江戸時代から続く東京の財産です。
街を歩けない皆さんは、私たち日本人と交流することは難しいかもしれません、
英語が話せない多くの日本人は、シャイでコミュニケーションが上手ではないかもしれませんが、みんな皆さんを歓迎しお話をしたいと思っています。
東京大会と日本人のこころがこれからもレガシーとして歴史に刻まれればいいなと思っております。

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都知事からのフェアウェルメッセージ(2021年9月5日配信)

スピーカー

画像:小池 百合子 東京都知事

小池 百合子

東京都知事

兵庫県生まれ。カイロ大学卒業。経済キャスター等を経て1992年に参議院議員当選。1993年から衆議院議員を8期務める。この間、環境大臣、防衛大臣などの要職を歴任。環境大臣のときには、「クールビズ」の旗振り役を務める。2016年、女性初の東京都知事に就任し、2020年に2期目を迎えた。待機児童対策や女性の活躍推進など、積極的に取り組んでいる。「大義と共感の政治」が信条。

講演概要

9月5日はパラリンピックの閉会日です。7月下旬より繰り広げられた東京2020大会の閉幕にあたり、小池都知事から世界中のメディアの皆様へ、フェアウェルメッセージをお届けします。

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記事ID:001-001-20231122-003735