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「2020年に向けた実行プラン」事業の進捗状況について【2018年06月分】
このページでは、各月の取組の特集と、「3つのシティ」ごとの実行プランに関する事業の進捗状況を掲載しています。
【ダイバーシティ】
『ボランティアの着実な育成と共助社会の実現』
社会的課題が多様化・複雑化する中、自らのことは自らで支える「自助」や、行政の役割による「公助」に加え、ボランティア活動をはじめとした「共助」の必要性が増しています。
「2020年に向けた実行プラン」では、より多くの都民の皆様に様々なボランティア活動に参加していただくことを目指し、その一つの具体的な数値目標として、2020年度まで都民のにボランティア行動者率(過去1年間にボランティア活動に参加した10歳以上の人の割合)が40%へ到達することを掲げています。
都民等のボランティア活動等に関する実態調査結果
都が2017年10月に行った「都民等のボランティア活動等に関する実態調査」(以下、実態調査)では、「ボランティア活動に関心がある」と答えた方の割合は47.8%である一方、ボランティア行動者率は24.8%でした。
東京2020大会のボランティアについて
実態調査においてどのようなボランティア活動に参加したいかを聞いたところ、最も多かったのは「東京2020大会関連のボランティア」(20.4%、複数回答可)でした。東京2020大会では、世界の 200 以上の国・地域から選手や関係者が大会に参加するほか、多数の観客が日本を訪れます。大会を成功させるためには、「おもてなし」の心を持ったボランティアの活躍が不可欠です。
東京2020大会のボランティアについては、6月11日に募集要項が公表となりました。
東京2020大会のボランティアには、東京2020大会組織委員会が募集する「大会ボランティア」と、東京都が募集する「都市ボランティア」があります。それぞれの活動内容等は以下のとおりです。
どちらも応募期間は2018年9月中旬から12月上旬までとなっています。(詳細な日程は後日公表予定です。)さらに詳しい情報は下記をご覧ください。
外国の方々をおもてなしするボランティアの取組
都は2020年を見据え、外国人観光客等が安心して東京に滞在できるようおもてなしするボランティアの募集・育成に既に取り組んでいます。
~外国人おもてなし語学ボランティア~
「外国人おもてなし語学ボランティア」は、街中で困っている外国人を見かけた際などに、簡単な外国語で積極的に声をかけ、道案内等の手助けをするボランティアです。決まった日時・場所で活動するボランティアではなく、日常生活の中で自主的に活動するものです。都等が実施する育成講座を受講することで「外国人おもてなし語学ボランティア」として登録されます。具体的な活動場所や日時の指定はなく、みなさんの普段の生活の中で活動していただいています。
~東京都観光ボランティア・おもてなし親善大使~
「東京都観光ボランティア」は、外国人旅行者に多言語での観光案内を行い、東京の魅力を紹介するボランティアです。街なか観光案内や都庁・展望室案内ガイドサービスといった活動を行っています。また、外国人旅行者に都内観光スポットを案内する中高生のボランティア「おもてなし親善大使」の育成にも取り組んでいます。
ボランティア活動に参加しようと思ったのに参加できなかったという方のため
先述の実態調査では、活動に参加しようと思ったが参加しなかった理由(複数回答可)として、「時間的余裕がない」(57.9%)「活動する日や時間に都合が悪かった」(34.8%)「参加方法などの情報が得られなかった」(15.9%)が続きます。
~#ちょいボラ~
ボランティア活動には短時間からでも参加できるものもあります。都では、短時間から気軽に参加できるボランティア活動を「#ちょいボラ」と呼んで普及・PRしています。また、「#ちょいボラ」の趣旨に賛同いただき、誰でも短い時間から気軽にはじめられるボランティア活動を行っている団体についてもウェブサイトで紹介しています。合言葉は「ちょっとしたことだってもうボランティア」。ぜひ「#ちょいボラ」からボランティア活動の第一歩を踏み出してみませんか?
~ボラ市民ウェブ・東京ボランティア市民活動センター~
ボランティア活動に関する情報をお探しの方には「ボラ市民ウェブ」が便利です。ボランティア活動の募集やイベント・講座などを、テーマや場所、分野などで検索できます。また、飯田橋にある東京ボランティア・市民活動センターでは、ボランティア・市民活動に関する相談や資料の閲覧のほか、会議室の貸し出しなど様々なサービスを行っています。どうぞご利用ください。