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「2020年に向けた実行プラン」事業の進捗状況について【2018年09月分】

このページでは、各月の取組の特集と、「3つのシティ」ごとの実行プランに関する事業の進捗状況を掲載しています。

【スマート シティ】

9月分取組の特集
『世界に冠たる観光都市・東京の実現』
「2020年に向けた実行プラン」では、訪都外国人旅行者数について、
2020年までに2,500万人、2024年までに3,000万人を目指しています。

訪都外国人旅行者数 過去最多を記録

東京都が2018年5月に発表した「平成29年東京都観光客数等実態調査」では、2017年に東京都を訪れた外国人旅行者は約1,377万人(対前年比5.1%増)となりました。
東京の観光PRや旅行者の受入環境整備等の官民をあげた取組のほか、中国やロシア等における査証発給要件の緩和措置により、訪都外国人旅行者数は過去最多となりました。

訪都外国人旅行者数の推移

また、 米国の富裕層向け旅行雑誌「Condé Nast Traveler(コンデ・ナスト・トラベラー)」(米国版)が行った読者投票では、東京が世界で最も魅力的な都市に3年連続で選ばれました。

 

2018年 Condé Nast Traveler 「The Best Cities in the World」上位5都市

世界に冠たる観光都市・東京の実現を目指し、伝統と革新が共存する東京の魅力をさらに磨き上げ外国人旅行者の更なる誘致を進めています。今回はそれらの取組みに関する最新情報をお届けします。

アイコンとキャッチフレーズ 「Tokyo Tokyo Old meets New」

東京の持つ都市としての魅力をより印象的に海外に向けて発信するため、「江戸から続く伝統と最先端の文化が共存している東京の魅力」を表現したアイコンとキャッチフレーズを活用したPRを展開しています。ポスターや映像、海外諸都市での屋外広告、民間との共同開発による「東京おみやげ」の販売など様々な場面で活用し、効果的に東京の魅力を訴求しています。

アイコンとキャッチフレーズ

2018年9月に開催された世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2018」(※1)では、「Tokyo Tokyoブース」を設け、本アイコンとキャッチフレーズを活用した魅力発信をしました。

 

(※1)「ツーリズムEXPO ジャパン2018」は、官民が一体となり、様々な産業界関係者が「観光」を軸に集結した総合観光イベントです。5年目を迎える今回は、世界130カ国以上の国と地域から、1,440の企業・団体が参加しました。

 


ツーリズムEXPOジャパン2018

皆様と一緒に東京の魅力を世界へと発信していくため、アイコンの配布も行なっております。ビジネスや様々なシーンで、海外発信に向けたアイコンをご活用いただけます。

~詳しくは下記をご覧ください。~

MICE誘致の取組み ~ユニークベニューワンストップ総合支援窓口を開設~

2018年9月、産学官の水分野の専門家が一堂に会し、世界の水問題の解決に向けて新たな知見や最先端の技術を共有する国際会議である国際水協会(IWA)世界会議・展示会が、日本では初めて東京で開催されました
こうした国際会議を含むMICE(※2)の誘致は、一度に多くの外国人旅行者を集客することで高い経済波及効果が見込まれるとして、現在、世界中の国・都市が力を入れています。東京都でもMICE誘致に向けた取組を積極的に進めており、その1つとして誘致を効果的に進めることができるユニークベニュー(※3)の活用促進を図っています。

(※2) MICEとは、M:Meeting(企業系会議)、I:Incentive(企業の報奨・研修旅行)、C:Convention(国際会議)、E:Exhibition/Event(展示会、イベント等)を総称した造語です。
(※3) ユニークベニューとは、歴史的な建造物や文化施設などを、会議・レセプション会場として利用することで特別感を演出できる会場を指します

ユニークベニューの活用事例

2018年度は新たにユニークベニューワンストップ総合支援窓口「Tokyo Unique Venues」を開設し、主催者等からの問い合わせや施設の紹介、イベントプランの提案から開催に至るまでの各種調整などワンストップで支援しています。

「Tokyo Unique Venues」イメージ図

新客船ターミナルの開業日が決定

東京都は外国人旅行者の受入環境の向上にも取り組んでいます。現在、世界最大級のクルーズ客船に対応可能な新たな客船ふ頭の整備を進めており、2020年7月14日 東京港に新たな首都の玄関口東京国際クルーズターミナル」がオープンします。
ターミナルのオープンに当たり、開業日当日の開業第1船が決定しました。ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」をお迎えします。
 

東京国際クルーズターミナル完成予想図

また、2020年9月28日には、英国を拠点とする「キュナード・ライン」が運航するラグジュアリーなクルーズ客船「クイーン・エリザベス」が初入港します。世界的に著名な同船を、首都東京の新たな玄関口となるクルーズ・ターミナルの開業年に華々しくお迎えし、東京の一層の賑わいを創出します。

東京港は、東京国際クルーズターミナルのオープンにより、多彩な魅力を演出・発信する「国際観光都市・東京」の実現を推進していきます。

~最新情報はこちらでご確認ください。~

 

多摩・島しょ地域の観光情報サイト「TAMASHIMA.tokyo」をリニューアル

多摩・島しょ地域は都心のすぐ隣にあり、山頂から望む真っ赤な夕焼け、クジラやイルカたちが泳ぐ大海原、100年以上の歴史を持つ老舗酒造など、様々な大自然や文化があります。
東京都では、そうした地域に国内外の旅行者を誘致する取組を進めています。

例えば、外国人旅行者向けに多摩・島しょ地域を周遊する新たな旅行商品の造成・販売を支援する取組みを行っています。今年度も7月から9月にかけて旅行商品の募集を行っており、今後助成事業を決定・支援していきます。

9月には、地域の魅力を発信してきたWEBサイト「TAMASHIMA.tokyo」をリニューアルしました。各自治体の観光スポットを訪問した体験記事やイベント情報など、地域の観光情報を掲載しています。 また、多摩と島の魅力を詰め込んだVR映像も公開していますので是非ご覧ください。

主なVR映像(多摩地域 カワセミ編、島しょ地域 ミナミハンドウイルカ編)

~詳しくは下記をご覧ください。~

東京都では今回ご紹介した取組以外にも様々な施策を推進しています。「世界に冠たる観光都市 ・東京の実現」に向けた取組について、これからもご注目ください。

「2020年に向けた実行プラン」進捗状況(2018年9月時点)

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スマートシティ

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