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「2020年に向けた実行プラン」事業の進捗状況について【2018年10月分】
このページでは、各月の取組の特集と、「3つのシティ」ごとの実行プランに関する事業の進捗状況を掲載しています。
【スマート シティ】
『パリ東京文化タンデム2018』
2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会は、スポーツだけでなく文化の祭典でもあります。
東京都は2020年に向けて、様々なジャンルの文化プログラムを展開し、東京の多彩で奥深い芸術文化の魅力を国内外に発信しています。(主な開催プログラムはこちら)
今回は、その取組のひとつである「パリ東京文化タンデム2018」を御紹介します。
「パリ東京文化タンデム2018」とは?
「タンデム」とは、パリ市が姉妹友好都市と毎年実施している文化交流事業です。両都市の市民に相手都市の文化シーンの活力を紹介することを目的とするこのタンデム(連携)は、2011年からこれまでに、ブエノスアイレス、ベルリン、ダカール、ローマ、ロンドン、ニューヨーク、マドリードとともに実施されています。2018年は東京都とパリ市がタンデムを実施しています。
今回のタンデムのテーマは「現代の視点で伝統を再発見する」です。あらゆる表現による芸術を紹介するだけでなく、両都市の伝統と歴史文化を際立たせるものになっています。
パリでは2月から日本の芸術文化を紹介する様々なイベントが行われ、東京でも今秋から様々なジャンルのフランスの芸術文化を紹介する展覧会や公演が開催されています。
~「パリ東京文化タンデム2018」事業のラインアップについてはこちらを御覧ください。~
"FUROSHIKI PARIS"開催 パリに巨大ふろしきが登場
パリの市庁舎前には「東京からパリへの贈り物」として、巨大な唐草文様の「ふろしき」が現れました。これは、日本の伝統であり、芸術であり、環境の知恵でもある「ふろしき」の魅力を世界に発信する「FUROSHIKI PARIS」のために設置されたパビリオンです。
パビリオンでは、ふろしきの起源を紹介する映像に始まり、日仏のアーティストやデザイナーの方々が制作したふろしきの展示、ふろしきの使い方がわかる参加型デモンストレーションも展開され、会場は初日から常に30分待ちの行列ができるほどの大盛況でした。
また、パリを訪れた小池都知事もイダルゴ パリ市長と共に視察を行いました。
東京で開催されている「パリ東京文化タンデム2018」イベント
東京でも多くのプログラムが開催されていますが、ここでは2つのイベントを御紹介します。
○「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」(東京都庭園美術館)
両大戦間期のフランスで花開いたアール・デコ。その美意識と造形には、この時期に盛んとなった非ヨーロッパ圏の文化・美術との出会いが大きな影響を与えました。
この展覧会では、アフリカやアジアに取材したダイナミックな絵画、彫刻を含め、30年代美術館、装飾美術館、モビリエ・ナショナルなど、フランスの美術館所蔵の国内初公開作品を中心にした約90点が紹介されています。 2019年1月14日まで開催されていますので、まだ御覧でない方は是非お越しください。
展覧会『エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し』
日程:平成30年10月6日(土)から平成31年1月14日(月・祝)まで
会場:東京都庭園美術館
○大学生の東京・パリのポスターコンテスト
東京とパリ、それぞれの都市の学生が、2都市を結びつけるものや両都市を象徴するものなど、「東京とパリ」を自由に表現したポスターを制作しました。
東京では、首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアート学科及び同大学院システムデザイン研究科インダストリアルアート学域の協力を得てコンテストを実施し、厳正な審査の結果、入賞作品15 点が選出されました。この入賞作品15点と、パリのEPSAA(グラフィックアート・建築高等専門学校)の入賞作品16 点を、小田急電鉄株式会社の協力を得て展示しています。
こちらは12月16日までの開催となります。新宿にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
『大学生の東京・パリのポスターコンテスト』
日程:平成30年11月9日(金)から12月16日(日)まで
会場:スバルビル解体工事仮囲い(東京都新宿区西新宿1丁目7番2号)
Tokyo Tokyo FESTIVALの展開
東京2020大会を文化の面から盛り上げるため、Tokyo Tokyo FESTIVALと銘打ち、様々な文化プログラムを展開するとともに、その魅力を国内外に広く発信しています。
11月9日には、
Tokyo Tokyo FESTIVALプロモーションイベント 第1弾 「東京の芸術文化を世界へ」
を羽田空港国際線旅客ターミナルにおいて開催しました。